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昼休憩時に混雑するコンビニのイートインは会社が崩壊した証

中小企業に社員食堂なんてものはなく、近くの飲食店に行くか、出前をとるかコンビニで弁当を買ってくるしかない。

食事をする部屋はあるけど、安くて美味しい料理が食べられる施設なんてある訳が無い。なんとなく時間が来て、いつものようにお腹が空いてコンビニに行くと、ふと目に入った光景が気になった。

昼の休憩時間なのにイートインの席が埋まっている。

たまたま混んでいるのではなく、近くの会社に勤めていると思われる人たちが利用している。

その光景を見てハッとした。

会社の食事部屋で昼食をし、会社の人間と話して無駄な時間を過ごしたくないんだと。

スマートフォンが普及し、なんでもスマホでできてしまうようになった今、昼休憩の時間にやれる事は増えた。昔はテレビを見ながら食事をし、テレビに映し出される話題で盛り上がっていた。

平成は終わり令和になった。世界は随分と変わった。誰もが手のひらサイズのコンピュータを持っている。高速で通信ができて、綺麗でそこそこ大きな画面が手元にある。見たくもない映像を見せられることなく、自分の見たいものを、自分の意思で選択できる。

広くてゆったりしていて知っている人がいる会社の休憩所より、限られたスペースで隣に見知らぬ人がいるコンビニのイートインを選択する。

もう会社は崩壊している

メルカリやヤフオクでものを売って、個人で商売できる。会社やお店に勤めなくても、お金を稼ぐ手段はたくさんある。

もう会社という仕組みが機能していない。みんなが不満を抱えながら上っ面だけ取り繕い、常にギスギスした雰囲気で精神を病む寸前で生きている。

昼の休憩時間ぐらい、窮屈な檻の中から出してほしい。コンビニのイートインコーナーを昼時に見て、日本の闇が見えた。

その城が崩れるまで耐え続けるか、自らその城から逃亡するか。

日本の実態がコンビニのイートインから見えた5月最後の金曜日。パーッと行きますか!そんなときもあったねと、遠くない未来に笑いながら話す日がくるだろう。

 

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