ノマドなんて言葉が流行りだした頃からおかしくなった。

もう家にいなくても何でもできる

スマートフォン、タブレット、ノートパソコン、ミラーレスカメラ。こういったモノを持っていくことで、外でも仕事のような事が出来るようになった。

あらゆる物が小型化したせいで、僕らの荷物は増え続けてしまった。あれもこれもと鞄に入れた結果、自分で自分を拷問しているかのような重さに。

外でなんでも出来る俺カッケー!!

形だけ取り繕い、中身がまるでないダサい人間。万能な道具を持っていっても、それを使うことはほとんどなく、不在配達の運送便かのように、自宅に持ち帰る日々。

仕事なんて家や会社ですればいい

努力は人に見せるものではない。人前ではカッコよくシュッとしていればいい。苦労は外では見せなくていい。

荷物なんて少ないほうがいいに決まっている。荷物が多ければ多いほど、過ごし方が身軽じゃなくなる。鞄なんて無いほうがいい。

手ぶらこそが最強

キャッシュレスという名の国家的監視が強まっているおかげで、財布すら不要になりつつある。スマホがあれば何でも出来る時代になった。

荷物は自宅に置いて手ぶらで出かけよう。

手ぶらせいかつに必要なもの

  • スマートフォン
  • ワイヤレスイヤホン
  • 薄くて軽いモバイルバッテリー
  • お札数枚
  • 小銭入れ

以上。これだけあればなんとかなる。

スマホと連動する鍵を取り付ければ、鍵すら不要になる。街のカフェにワイヤレス充電器が当たり前のように設置されれば、モバイルバッテリーすら不要になる。

さらに手ぶらになれる日は遠くない。最終的には、高速回線とVRが、外に出る必要すら無くしてしまうだろう。

 

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