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Insta360 GOからウェアラブルの時代が始まる

親指サイズの動画カメラ「Insta360 GO」 - デジカメ Watch

いよいよウェラブルが当たり前になる。そう思わせる製品が発表された。そのサイズ感はインパク大。よーく仕様表を見てみると、色々と機能に制約があるのだが、それでもこのサイズは魅力的だ。

ウェアラブル=時計

といったイメージがついてしまったせいで、ウェアラブルという言葉が死語になりつつあるが、本当の真価が問われるのはこれからだ。

スマートウォッチ=健康器具

ウェアラブルがぱっとしないのは、スマートウォッチが健康の数値を測るだけのものになってしまっているせい。

測定機能以外は、スマホを見れば済むものを時計に表示させているだけなので、機能的にありがたみがない。これでは爆発的なヒットは望めない。

スマートフォンクラスの機能を、時計サイズにまとめることに無理がある。時計サイズに機能をまとめるには、まだまだ時間がかかる。

これから花開くウェアラブルは、スマートフォンのようなものを身につけるのではなく、機能的に特化したものを身につけるようになるもの。

Insta360 Goは、カメラを身につけることで、新しい価値を提供する。常時撮影するだけの性能はないが、そう遠くない未来に、一日中撮りっぱなしにすることができるようになるだろう。

そうなったとき、世の中の仕組みが根底から変わってしまう。昨今話題の煽り運転や、突っかかってくる人も、全て記録されてしまう。都合の良い場面だけを切り取って放送するテレビの価値も無くなる。

既にあるウェアラブルはボイスレコーダー。付けていいることが苦にならないサイズで、ずーっと録音できる。バッテリー持続時間の問題で、一日の途中に1度だけ充電が必要だが、録音する機械のウェアラブル化は、すでに現実のものになっている。

5Gがスタートするタイミングで、ウェアラブルが一般化していく。通信と組み合わさることで、ウェアラブルが世の中を大きく変えていくのだ。

ウェアラブル機器に通信の機能も載せると、発熱やバッテリーの問題が出てくる。ウェアラブルは単一の機能に特化し、特化した機械が作り出すデータを、スマホが吸い上げる基地になり、それをクラウドに送る。

これからのスマートフォンは、ウェアラブル機器のデータを集約して、常時送信するための機械になる。

スマートフォンはディスプレイと通信機能だけあればよくなり、特徴を出すのが難しくなるので、ますますiPhoneは売れなくなる。Appleは噂されていたメガネ型デバイスを作るべきだ。

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最近の噂では、メガネ型デバイスの開発は凍結になったらしい。ウェアラブル機器から集約したデータを、スカウターのように表示するデバイスこそ、スマホの次に必要とされる機械だ。

どうしてメガネ型デバイスをやめてしまったのだろうか。噂が嘘であることを祈るばかりだ。

 

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