時代が変わったのを痛感する毎日が続く。テレビはジャニーズ、吉本の問題で盛り上がり、芸能界の闇が明るみに出た。「NHKをぶっこわーす!」ネットをよく使っている人は随分と前から知っていた言葉が、今では子供たちも使うほどの社会現象に。国営放送と言ってもいいNHKが、当事者たちはとても笑えないギャグで揶揄される世の中だ。
まだまだテレビの影響力は大きいが、ネットが影響力で追い抜きつつあるが、ネットの影響力を感じずにはいられない場面を見かけた。
行きたくない街No.1と呼ばれている、あの名古屋に観光客が溢れかえっているのだ。
いくら夏休みとはいえ、明らかに観光客が多いのだ。家族連れが溢れるくらい繁華街を歩いている。昨年までは外国人観光客の姿は見かけたが、日本人観光客はここまで多くなかった。
年々名古屋の特集が増えてはいるが、テレビではそこまで注目を浴びていない。これがネットだと、色んな情報を見つけることができる。テレビでは追いきれない情報こそ、ネットが頼りになる。
探せば探すほど、色んな情報が見つかる。そうやっているうちに、また違う情報が見つかる。自分の欲しい情報を、いくらでも探すことができるのだ。
やっぱりネットは凄いと思ってハッとした。
テレビより情報に振り回されている。
テレビから得ていた情報が、ただネットに変わっただけじゃないか。
ネットの情報も、誰かが作った情報。テレビと違うのは、素人でも情報を作れるということ。大きい組織か個人かという違い。結局は情報に振り回されていることは変わらない。現代人は情報が無ければ何もすることが出来ないのだ。
ネット社会になったことで、より情報に振り回されるようになってしまった。手元にあるスマートフォンに、リアルタイムで情報がどんどん入ってくる。無意識のうちにそれを読み、無意識のうちに影響されている。
自分の意思ではなく、他人の情報に納得し、さも自分の意思かのように行動する。
僕らはこれでいいのだろうか。もっと自分の今を生きるべきじゃないか。時代が変わっても結局は情報に振り回されないと生きられない。
情報があるから意思が生まれるのかもしれない。情報が大事なこともあるだろうが、旅行とか食事とか遊びに出かける場所とか。誰かの投稿で作られた点数を確認し、何となく分かった気で体感して、こんなもんだよねと納得する。
そんな現代が、個性や魅力を潰してしまい、生きにくい世の中にしてしまっているように思う。
スマートフォンに表示される情報をいちいち見るのはやめよう。誰かの情報なんかより、自分が見て感じた気持ちが正しいはず。
僕の人生は僕だけのもの
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