荒んだ心で、物事を斜めに見て、冷めた目で世界を見る。青年たちのキラキラをした目を見るたびに、失ったものを確認する。確認してもそれを取り戻そうとすることはなく、忙しさに謀殺される。

光はここにあるのに、気づことなく時は過ぎる。そんな日々を淡々と過ごす中、久しぶりに友人に会った。二人が会わない間にあった出来事を話した。友人はとても辛い出来事をサラッと話してくれた。そんな状況でも前向きに進もうとする姿に、僕の心は揺り動かされていた。

同じ時間を同じだけ過ごしているはずなのに、あまりに対照的な二人。片や暗闇の中で光を探し続けて生きる人、片や光溢れる世界を自ら暗闇にする人。同じ時を生きているとは思えなかった。自分の話を聞いてもらいたいだけだったのかもしれないけど、もしかしたらどこか陰のある僕に気付いて、自分の陰を見せてくれたのかもしれない。

そんな友人のおかげで、今日は世界が綺麗に見える。街の光や雑踏の中から聞こえる会話。お気に入りの歌の歌詞も心に響く。

世の中は素敵なものに溢れている。

溢れているけど、自分が素敵じゃないと、それに気づけない。そんな僕を救ってくれました。

君に感謝しています。本当にありがとう。

 

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