新型MacBook Airが届きました!現在、古いMacBook AirからTime Machineでの復元はせず、一から全部設定し直しています。一からの設定はかなり面倒な作業ですが、ここ1年ぐらいクリーンインストールを何度かすることがあったおかげで、この面倒な作業に慣れてしまいました。

一から設定したほうが、おかしなトラブルもありませんので、長い目で見れば、一からすべて自分で設定するのが一番いい方法だと思います。

一から設定しなおす唯一のストレス

一からすべて設定をすることに、ただ一つストレスを感じる部分があります。それは、ファイルの移動に時間がかかるということ。外付けHDDから転送したり、SDカードやUSBメモリー等にファイルをコピーして移動するのが一般的な方法かと思いますが、USBでの転送となると、USBという規格の制限上、その速度に少々不満が出てきます。

この速度の問題を解決する方法がないだろうか?実は素晴らしい方法が一つあります。それは、ThunderboltケーブルというケーブルでMac同士を繋ぎ、データを転送するという方法です。

Thunderboltケーブルとは?

USBケーブルは一般的かと思いますが、Thunderboltというの物がまだまだ普及しておらず、聞いた事の無いという方も多いかと思います。

難しい説明を省いて簡単に説明しますと、とにかく転送スピードが速いということです。今回初めてThunderboltケーブルを使ってデータを転送してみましたが、そのスピードの速さにビックリしました。こんな素晴らしい道具は、もっと普及するべきです。

アップル - Thunderbolt。次世代のI/Oインターフェイステクノロジー。
これは速い!

なぜThunderboltが普及しないのか

なぜThunderboltが普及しないのか?その理由は2つあると思います。

1.ケーブルの値段が高い
Thunderboltケーブルは、中にチップが入っているため、少々値段が高めです。Apple純正のThunderboltケーブルですと、2.0mで¥3,800、0.5mで¥2,800と、ケーブルの値段としては、少々購入するのを躊躇しそうになるお値段です。これでも昔よりは安くなりました。昔は¥5,800ぐらいしていました。昔の値段と、このスピードの速さを考慮すれば、この価格はギリギリ許せるラインだと思います。

2.別にUSBケーブルでも事足りる
Thunderboltが普及しない一番大きな理由がこれだと思います。少々速度が遅くても、USBで同じ事ができてしまいます。データの転送速度が圧倒的に違いますが、そんなに頻繁にデータを転送する人は、ほとんどいないでしょう。そうなると、わざわざThunderboltケーブルを購入するまでもないという事になります。他にも、Wi-Fi等無線でデータを飛ばして、データを転送することもできます。寝る前に無線でデータを飛ばし、一晩掛けてデータを転送すれば、寝ている間にデータの転送が完了しています。USBよりさらにスピードが遅くなっても、その方法でいいやということになってしまいます。

以上の2つの要因で、Thunderboltが普及しないんだと思います。

Mac使いは1つは持っておくべき

最近のMacには、必ずThunderbolt端子が付いています。新しいMacに買い換えたときに、かなり使えますので、是非1本購入しておくと良いと思います。

簡単にThunderboltケーブルでの、データ転送の仕方を書いておきます。

元データのある方を、ターゲットディスクモードにする

ターゲットディスクモードにすること。これだけです。ケーブルを繋いだら、元データのある方を、ターゲットディスクモードにしてください。

一度電源を切ってから、キーボードのTキーを押しながら電源を立ち上げるとターゲットディスクモードになります。もしくはわざわざ電源を切らなくても、
「システム環境設定」→「起動ディスク」と順番に入っていってください。そこにターゲットディスクモードという項目があるので、そこをクリックすると、再起動するか聞いてきます。「再起動」をクリックすれば、Macが再起動され、ターゲットディスクモードになります。

データを転送したいほうのMacのデスクトップを見ると、外付けHDDを付けたときに表示される、オレンジ色の外付けディスクのアイコンが表示されています。そこをクリックしていくと、元データのあるパソコンの中を自由に入っていくことができ、好きなようにデータをコピーすることができます。

ターゲットディスクモードになっていない転送先のMacから、ターゲットディスクモードになっているMacにデータを転送することもできました。分かりやすく説明しますと、Mac本体が外付けHDDみたいになり、自由にデータを取ることも出来るし、反対にターゲットディスクモードで、転送元になっているMacのほうへデータを渡すこともできます。

データを転送してみて分かる驚愕のスピード

あとは好きなようにデータを転送してください。そのスピードにビックリするはずです。
27GBの大容量データが、ものの3分で転送完了してしまいました。

Thunderboltケーブルは一家に1本!

無くても他の方法で事足りますが、一家に1本あると非常に役に立ちます。そろそろUSBではなく、Thunderboltケーブルを使ってみてはいかがでしょうか。

by カエレバ

 

 

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