激安ノートパソコンを購入しました。お値段約4万円。ここまで安いと、その性能が気になります。RAMが4GBというのが不安点ですが、実際に使ってみてどうなのかレビューします。

M413DA-EB502RA デザイン

スタンダードなデザイン
スタンダードなデザイン

いたって普通のデザインです。

天面
天面
本体後ろ側の側面
本体後ろ側の側面

無難すぎるデザインですが、薄くてコンパクトなのに4万円。上出来すぎるデザインです。

M413DA-EB502RA本体左側面
M413DA-EB502RA本体左側面

本体左側面。AC充電端子、HDMI端子、USB A端子、USB Type C端子、イヤホンジャックとなっています。HDMI端子があるので、外部ディスプレイに出力できます。プレゼンテーションをよくする方も、外部ディスプレイに接続してプレゼンできます。

USB Type C端子がありますが、充電はできません。このUSB Type C端子で充電できたら満点でした。

M413DA-EB502RA本体右側面
M413DA-EB502RA本体右側面M413DA-EB502RA本体右側面

本体右側面。右からUSB A端、USB A端子、Micro SDカードスロットになっています。

端子類は豊富です。

M413DA-EB502RA 仕様

スクリーンディスプレイサイズ‎14 インチ
解像度‎1920x1080ピクセル
CPU‎Ryzen 3 3250U
CPU速度‎2600 MHz
RAM容量‎4GB
メモリタイプ‎DDR4-2400
最大メモリ容量‎4 GB(空きスロット0)
ハードディスク種類‎SSD(空きスロット1)
USBUSB Type C×1、Type A×3
HDMIあり
Micr SDカードスロットあり
オーディオ出力‎ヘッドフォン, スピーカー
スピーカー‎ハイ・デフィニション・オーディオ準拠
通信形式‎Bluetooth, Wi-Fi
ワイヤレスタイプ‎802.11a/b/g/n/ac, ブルートゥース
USB2.0用ポート数‎2
USB3.0用ポート数‎1
ワット数‎45 W
OS‎Windows 10 Pro
M413DA-EB502RA 仕様表

メモリーが4GBというのが不安なところ。上位モデルは8GBですが、値段がグッと高くなります。4GBでサクサク使えるのかどうか。ここがM413DA-EB502RAのポイントでしょう。

重さ1408g。約1.4kg。
重さ1408g。約1.4kg。

重さは実測値で1.4kg。仕様には、1.45kgと書かれているので、実測値は少し軽くなっています。実際に手に持った感じは、軽くはないけど重くもないという感じ。持った感じはMacBook Airより、少し重いかなぁという感じです。

ベンチマーク

M413DA-EB502RA PassMarkベンチマークスコア
M413DA-EB502RA PassMarkベンチマークスコア

PassMarkベンチマークスコアは写真の通り。第7世代のCore i5と同等レベルです。第7世代のCore i5を搭載したノートPCの中古が、今だと4万ぐらいです。新品でM413DA-EB502RAを買ったほうがいいでしょう。

M413DA-EB502RA PassMarkベンチマークスコア:1561

CPU Markは4123。

RAM4GBの使用感

まず、一番気になるRAM(メモリー)4GBの使用感です。CPUの性能が良くて、ストレージの読み込み速度が速いからか、ChromeでWebページを見る程度なら、とくに遅いとは感じません。ただ、タブを切り替えるたびに、一瞬ページを読み込みます。ここに、メモリーの足りなさを感じます。

タスクマネージャーを見ても、常にRAMは3GB以上使用しています。Chromeを使っていて他のアプリを立ち上げると、メモリーが8GBのノートパソコンよりは時間がかかりますが、イライラするほど遅くはありません。

この辺りは、人によって感じ方が違って表現が難しいのですが、4万で買えるノートPCということを考えると、上出来じゃないでしょうか。

バッテリーのもち(高パフォーマンスで計測)

M413DA-EB502RAは重さ1.4kg。外に持ち出して使うことも多くなるノートPCです。仕様書だとバッテリーのもちは10時間になっています。実際に使った感じのバッテリーのもちを書きます。バッテリーのモードは、最も高いパフォーマンスよりひとつ下の、高パフォーマンスで計測しました。

YouTube:視聴時間30分

朝起きて、バッテリー100%の状態からYouTubeを視聴。30分程度視聴して残り92%ぐらいになりました。電源を切って、M413DA-EB502RAを鞄に入れて出かけました。

ブログ執筆:執筆時間60分

スターバックスに入って、M413DA-EB502RAを広げます。イヤホンジャックにイヤホンを挿して、Spotifyで音楽を聴きながらブログを執筆。ChromeでWordPressにログインしてブラウザー上で執筆。たまにもたつくときはあるものの、概ね快適に執筆できます。キーボードが中々良い感じで、タイピングも捗ります。

次の用事に向かうため、1時間で電源を切って鞄に入れました。

ブログ執筆:執筆時間20分

用事が立て込みカフェに入る時間がなく、地下鉄のホーム内の座席で20分ほど執筆。執筆後、電源を切る前のバッテリー残量は70%。鞄に入れて次の用事に向かう。

ブログ執筆:執筆時間60分

結局自宅に帰ってくるまで、M413DA-EB502RAを触ることができず。食事をしてお風呂に入っていから、ブログ記事を仕上げにかかる。

執筆時間は60分。バッテリー残量は50%。

YouTube視聴しながらネットサーフィン:使用時間60分

本日のやるべき仕事を終えたので、YouTubeを見ながらWebページを閲覧する。Amazonで買い物をしたり、ガジェット系の記事を読んだり。

1時間ほどダラダラと過ごした。バッテリー残量は25%

230分(3時間50分)

3時間50分ほど使って、バッテリー残量は25%。このペースだと、5時間はバッテリーがもつかなという感じ。

WindowsノートPCとしては、よくあるバッテリーのもちレベルです。

バッテリーのもちは、このような感じです。動画を編集しなければ、5時間程度はもつでしょう。

ディスプレイは綺麗

仕様表を見ても、液晶ディスプレイの仕様が書いてありません。値段も値段だし、TN液晶かと思いきや、、、

上や下からの視野角も悪くありません。TFT液晶ならTFTと書くでしょうから、TNなのか。それともVAなのか。解像度はフルHDですし、発色や視野角もいい感じ。

これで4万なら文句ありません。

キーボードは打ちやすい

M413DA-EB502RA のキーボード
M413DA-EB502RA のキーボード

値段なりの質感で、安ぽっさはありますが、意外と打ちやすい。打鍵感は悪くありません。軽いタッチですが、まあまあ芯はある感じ。音も大きくないので、外で使っても周囲に迷惑もかけないでしょう。

M1 MacBook Airよりは打ちやすいです。近頃のノートPCのキーボードは、あまり打ちやすいものがありません。M413DA-EB502RAのキーボードはわりと上位に入る打ちやすさです。

海外仕様のキーボード
海外仕様のキーボード

海外仕様のM413DA-EB502RAの写真は、エンターキーの横に1列キーがあります。

エンターキー回り
エンターキー回り

日本仕様もそうなのかと思いきや、エンターキーの横には余分なキーはありません。

キーピッチは19mm
キーピッチは19mm

キーピッチは19mmと適正で、とても打ちやすいキーボードです。

半角全角キーが細い
半角全角キーが細い

半角と全角のキーだけが細くなっていますが、今のWindows10は、スペースキーの横にある、変換と無変換に、日本語と英語に切り替える機能を割り当てることができるので、とくに問題ではないでしょう。

トラックパッドもまあまあいい感じ

わりと使いやすいトラックパッド
わりと使いやすいトラックパッド

トラックパッドも使いやすいです。しっかりと指の動きに応えてくれます。グッと押し込むとカチッと音がなります。ちょっと作りが安っぽい感じですが、値段を考えると仕方がないところ。3本指や4本指のジェスチャーもできます。MacBook Airとまではいきませんが、WindowsノートPCの中では打ちやすいほうです。

M413DA-EB502RAはRAM(メモリー)換装はできるのか

本体底面
本体底面
ねじ穴は普通のプラスドライバー
ねじ穴は普通のプラスドライバー

ネジ穴は普通のプラスドライバーで開けることができます。ネジは取れますが、隙間がなさ過ぎて、裏蓋を開けることができません。

こういった分解ツールを購入し、隙間に差し込んでフックを開けていきます。

ヒンジ部分から開けていく
ヒンジ部分から開けていく

少しずつ開けていき、

M413DA-EB502RA 裏蓋を開けた状態
M413DA-EB502RA 裏蓋を開けた状態

裏蓋を取ることができました。

SSDは追加で装着可能
SSDは追加で装着可能

右側に、SSDを装着するスロットが空いています。どうやら、SSDは2つ付けることができるようです。

M413DA-EB502RA メモリー
M413DA-EB502RA メモリー

これがメモリーです。はんだ付けされており、自分で取り換えることはできません。ひとつ2GBのメモリーが2つ付いており、4GBになっています。左に2つ空いています。8GBモデルは、2GBメモリーがあと2つ付くのでしょう。

SSDは取り換えることができるけど、メモリー(RAM)は換装できない。これがM413DA-EB502RAの結論です。

M413DA-EB502RAは4万ならお買い得すぎる

メモリーが4GBなので、一瞬固まる感じはありますが、イライラするレベルで遅いという感じではありません。一昔前のCore i5の中古ノートPCを買うよりは、M413DA-EB502RAを買ったほうがいいです。上位モデルの8GB、SSD 256GBモデルは、値段がかなり高くなります。筐体の作りの感じが、プラスチックで安っぽいところもあるので、8万ぐらい出して上位モデルを買うのは微妙です。4万で下位モデルを買うのが正解です。同価格帯のChromebookを買うのなら、M413DA-EB502RAを4万で買いましょう。やっぱりWindowsという安心感があります。メモリーが足りてない感はありますが、色々とやりたいことができます。4万なら満足できるでしょう。

M413DA-EB502RA総合評価

ディスプレイ★★★☆意外と綺麗で見やすい
サクサク感★★★☆☆一瞬だけ固まることは度々ある
ストレージ★★★★☆読み込み速度は速い
バッテリーのもち★★★☆☆あまりよくはない
デザイン★★★★☆値段を考えると上出来
総合評価★★★★☆4万という価格を考えると買い

 

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