世の中がよく分かりません。


Windows11を搭載したデスクトップパソコンが、19,800円で買えてしまいました。パソコンに詳しくない方は、えー2万もするのかと思うかもしれません。このパソコンには、OS、CPU、メモリー、ストレージ、Wi-Fi接続、Bluetooth接続、有線接続、USB端子、HDMI端子が搭載されています。

ノートパソコンのように、ディスプレイ、キーボード、タッチパッドはありませんが、それらを差し引いても、驚異的な価格です。

Windows11というOSを単体で購入すると、17,600円もします。今回購入したパソコンが19,800円ですから、値段差2,200円です。OS代プラス2,000円程度で、ハードウェアが手に入ってしまうのです。

これを買わずして、何を買うというのか。安かろう悪かろうだったCeleronとは違って、N95というCPUは優秀という噂。買わない理由がありません。このN95というCPUの上位モデルN100を搭載したパソコンが3万前後。N95とN100の性能差を考えると、下位モデルのN95を2万で買ったほうが良いでしょう。

早速レビューします。

同梱されているもの

短いHDMIケーブルが入っていますが、VESAに対応しているディスプレイなら、ディスプレイの背面にミニパソコンを取り付けることができます。

このネジ穴でディスプレイの背面に止める
説明書は日本語表記もあり

質感

プラスチックですが、コンパクトな筐体ということもあって、あまり安っぽさは感じません。なんせ2万ですから、質感がどうこうというの問題ではありません。

電源ボタンや端子類もしっかりとしており、これが2万とはとても思えません。

端子類

表面の端子類
裏面の端子類

USB端子が表面に2つ(USB3.2 Gen3.2)、イヤフォンマイク端子1つ、裏面にもUSB端子が2つ(USB3.2 Gen3.2)、LAN端子、HDMI端子が2つ、専用アダプターの端子があります。

USB Type-C端子はありませんが、USB端子が全てUSB3.2 Gen3.2なので、10Gpbsというハイスピードでデータをやりとりできます。4つUSB端子があれば十分でしょう。

HDMI端子が2つあるので、2つ画面にしてパソコンを使うことができます。2画面でパソコンを使ったことがない人は多いと思うのですが、一つの画面で作業するよりも効率的に仕事ができます。

接続する必要があるもの

このパソコンはノートパソコンではなく、デスクトップパソコンです。デスクトップパソコンというのは、パソコン本体とは別に必要なものがあります。

ディスプレイ

まずディスプレイです。画面がないと、操作をすることができません。古いディスプレイが自宅にゴロゴロ転がっている方は、改めて購入する必要はありません。ディスプレイが無い方は、自宅のリビングにあるテレビにHDMIで繋ぐか、4Kディスプレイを一つ買っておきましょう。

3万ギリで4Kディスプレイが買えるなんて、本当に良い時代になりました。

マウス

画面に表示されるものを操作するには、マウスが必要です。画面上に表示されるマウスカーソルを操作して、こちらの意志をコンピュータに伝えなければいけません。

マウスといったらロジクール。ロジクールさんから安くてまともなマウスが発売されました。とりあえずM240GRを買っておけば、パソコンの操作は普通にできてしまいます。

大体の操作はマウスでできますが、パソコンを使う上で必須なものが次に紹介するものです。

キーボード

最後に必要なのがキーボードです。文字を打つにはキーボードが必要です。文字を打つ以外にも、ショートカットという操作をすることができます。

先ほどマウスを紹介しましたが、こちらはキーボードとマウスがセットになっています。USBドングルでワイヤレス接続するタイプなので、面倒なBluetooth設定も不要です。

3000円でマウスとキーボードが揃うのですから、良い時代になりました。

実際に使ってみた感想

実際に使ってみた感想ですが、とても2万で買えるパソコンとは思えません。昔の安いパソコンは、Celeron(セレロン)という性能が悪いCPUが搭載されていました。安かろう悪かろうの典型的なパターンで、ストレスの溜まるパソコンでした。Celeronも性能が良くなったと話を聞いては購入し、その度に後悔していました。

そんな日はもうおさらばです。

N95、N100を搭載した格安パソコンが、安かろう悪かろうの時代を終わらせました。Microsoft edgeやGoogle Chromeでネットサーフィンをしていてもストレスは溜まりません。ヤフーを表示させたときに、なかなかページが表示されないということもありません。

YouTubeを見たって快適です。パッパッと動画が表示されますし、たくさんのサムネイルもサッと表示されます。再生する動画の解像度を4Kにすると、動画の読み込み待ちが発生しました。1080PのフルHDで再生している分には、待たされることはありません。

Microsoft Officeで事務作業も快適です。WordやExcelで資料を作ったり、パワーポイントで写真を配置してプレゼン資料を作るのも快適です。

これが2万で買えるのですから、とりあえず買っておきましょう。

不満点

ありません。これが2万ですよ。中途半端に安いノートパソコンを買うぐらいなら、デスクトップパソコンを1台買っておきましょう。4Kモニターも一緒に買っておけば、これから新しいパソコンを買った時に使い回しができます。

一通り揃えてどれぐらい

今回紹介したもの一式を揃えると、いくらぐらいでしょうか?

  • ミニパソコン本体 MINI-S12 20,000円
  • ディスプレイ 4K 27,000円
  • マウス キーボード MK245nBK 3,000円

5万になりました。ディスプレイを4Kではなく、フルHDに下げれば、1万ぐらい値段が下がります。ディスプレイは、他のパソコンやノートパソコンと繋げて使うこともできます。ここは少し奮発して、4Kディスプレイを買っておきましょう。

Zoomなどのオンライン会議をやる方は、Webカメラを買っておきましょう。USB端子が4つあるので、マウスキーボードのUSBドングルで一つ、Webカメラで一つ、あと2つUSB端子の空きがあります。

拡張性もそこそこあって、最高な格安パソコンです。

買うしかない!

これが2万で買えてしまっていいのだろうか。色々と心配になってしまいますが、中身は至って普通のWindows PC。ネットをする、動画を見る、Office作業をする。こういった作業には十分すぎる性能です。一昔前の格安パソコンにありがちなモッサリ感もありません。

とりあえずこれを1台買っておけば、色々と役に立つのは間違いありません。

 

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