「軽いノートPCが欲しいけど、予算は抑えたい」

そんな人にとって、LIFEBOOK U938/Sは理想に近い1台です。

富士通が法人向けに開発したこのモデルは、重さわずか819g・厚さ15.5mmというコンパクトさを実現しながら、USB Type-C充電・SDカードスロット・有線LAN端子まで備えています。

しかも中古市場では2〜4万円台で手に入る。

この記事では、LIFEBOOK U938/Sを実際に使って感じたリアルな評価をお伝えします。

LIFEBOOK U938/Sの基本スペック

| 項目 | 仕様 |

|——|——|

| CPU | Core i5-7300U(2コア4スレッド) |

| メモリ | DDR4 8GB |

| ストレージ | SSD 128GB |

| ディスプレイ | 13.3インチ / 1920×1080(フルHD) |

| 重量 | 819g |

| 厚さ | 15.5mm |

| バッテリー | 公称17時間(実測3〜4時間) |

| USB | USB 3.0×2・USB Type-C×1 |

| その他端子 | HDMI・SDカード・有線LAN・イヤホン |

| 指紋センサー | あり |

| OS | Windows 10 Pro 64bit |

ベンチマーク結果

実際の性能を数値で確認します。

| テスト | スコア |

|——–|——–|

| PassMark CPU | 3,714 |

| CINEBENCH R23 シングル | 554 |

| CINEBENCH R23 マルチ | 1,713 |

| PCMark Essentials | 5,873 |

| PCMark Productivity | 4,685 |

文書作成・ウェブ閲覧・動画視聴といった一般的な用途では十分なスコアです。動画編集や重いゲームには向きませんが、ビジネス用途のメインPCとして普通に使えます。

LIFEBOOK U938/Sの良いところ

1. 819gの軽さが圧倒的

片手でヒョイっと持ち上げられる軽さです。

重いノートPCは「持ち出すのが面倒」になり、気づけばデスクに置きっぱなしになります。LIFEBOOK U938/Sは軽いので、自然と外に持ち出せるようになります。

「軽いノートPCは外に出る回数が増える」——これは実際に使ってみて実感したことです。

2. 15.5mmの薄さでバッグにすっと入る

薄いのでバッグへの出し入れがスムーズです。厚みのあるレッツノートとは対照的に、スリムなビジネスバッグでも余裕で収まります。

3. 端子が充実している

この薄さ・軽さでこれだけ端子があるのは驚きです。

– USB Type-Cで充電可能

– フルサイズSDカードスロット(MicroSDではない)

– 有線LAN端子

– HDMI端子

テレワークやプレゼンなど、ビジネスシーンでの利用を想定した設計です。

4. 指紋センサーでサインインが快適

Windowsへのログインが指紋センサーで一瞬で完了します。パスワード入力が不要なので、仕事の立ち上がりがスムーズです。

LIFEBOOK U938/Sの悪いところ

1. バッテリーの実働時間が短い

公称17時間とありますが、実際の使用では**3〜4時間程度**しか持ちません。

さらに注意が必要なのは充電の問題です。USB Type-Cで充電できますが、60W以上の出力が必要です。モバイルバッテリーの多くは出力が低いため、対応していないものがほとんどです。

1日外で使う場合は、コンセントのある場所で充電する計画が必要です。

2. タッチパッドが使いづらい

Synaptics TouchPadというシステムを採用しており、3本指ジェスチャーが直感的に動きません。MacBookのタッチパッドと比べると操作性は大きく劣ります。

マウスを持ち歩く前提で使うと、この問題はほぼ解消されます。

3. キーボードのキーがやや硬い

キーピッチ19mmで配列は標準的ですが、キーの戻りがやや硬め。高速タイピングをするとミスタイプが増えます。

少しゆっくりめを意識してタイピングすると問題なく使えます。最新のLIFEBOOKシリーズではこの点が改善されているようです。

こんな人に向いている

  • 外出先でPCを使う機会が多い人(軽さが最大の武器)
  • 予算3〜4万円でモバイルノートを探している人
  • ウェブ・文書作成・動画視聴がメインの人
  • バッグへの出し入れをスムーズにしたい人

こんな人には向いていない

  • 1日中外でバッテリーを使い続けたい人
  • タッチパッドにこだわりがある人
  • 動画編集・画像編集など重い作業が多い人

総合評価

項目評価
軽さ・携帯性★★★★★
性能★★★☆☆
キーボード★★★☆☆
バッテリー★★☆☆☆
コスパ★★★★★
総合★★★★☆

まとめ:中古3万円台で「持ち出せるPC」を手に入れる

LIFEBOOK U938/Sの最大の魅力は、819gという軽さを3〜4万円で手に入れられることです。

バッテリーのもちとタッチパッドという弱点はありますが、軽くてバッグに入れやすく、端子が充実しているという強みは、外出が多いビジネスパーソンには大きなメリットです。

新品で軽いモバイルノートを買おうとすると10万円以上かかります。予算を抑えてモバイルワークを快適にしたいなら、LIFEBOOK U938/Sは有力な選択肢です。

今日紹介するのは、今年初めて購入したガジェットです。随分と時間が経ってしまいましたが、実は新しいノートPCを、新年早々購入しました。新品ではなく中古ですが、驚くほど軽くて満足しています。

LIFEBOOK U938/S
LIFEBOOK U938/S

これまで夏に購入したLenovo IdeaPad Flex 550(14)を使っていましたが、本体が重いため、あまり使わないように。

重いものは、外に持ち出さなくなる

性能も大事ですが、それ以上に軽さが大事だと気付き、新しいノートPCを購入しました。

僕がノートパソコンに求めるのは、以下の通りです。

  • 軽い
  • 打ちやすいキーボード
  • 見やすい液晶
  • サクサクと普通に動く
  • USB Type Cで充電できる

これらを満たしたノートPCは、意外とありません。軽いとキーボードが打ちにくくなりますし、サクサクと動くノートPCは、それなりの値段になります。USB Type-Cで充電できるノートPCは、比較的新しいものしかありません。

この条件を満たしたものが、中古でありました。新品で10万以上出さないと手に入らないかと思いきや、なんと39,800円で手に入れることができました。

LIFEBOOK U938/S
LIFEBOOK U938/S

このレベルのノートPCが、4万あれば買える時代になりました。

LIFEBOOK U938/Sを購入

購入したのは、LIFEBOOK U938/Sという富士通のノートPCです。

LIFEBOOK U938/S上から
いたって普通なノートPC、LIFEBOOK U938/S

スタンダードな出で立ちのノートPCですが、重さ799gと軽い。

鞄にスッと入るLIFEBOOK U938/S
鞄にスッと入るLIFEBOOK U938/S

厚みも、15.5mmと薄いので、鞄にもスッと入ります。ここまで軽いと、iPadなどのタブレットを使うのをやめて、LIFEBOOK U938/Sを使おうと思わせてくれます。

あまりに薄くて軽いため、少々強度が心配になりますが、意外としっかりしているので大丈夫でしょう。

ウイキペディアで調べると、LIFEBOOK U938/Sは法人向けモデルのようです。2018年上期に発売されたことになっています。2年前のノートPCが4万で買えました。これは良い買い物をしました。

LIFEBOOK U938/Sの外観・仕様

天面には富士通のロゴ
天面には富士通のロゴ

地味すぎるぐらいに普通のデザイン。これでいいんです。軽くて薄いのですから。法人向けなら、この地味さも納得です。いかにも仕事っぽい色ですから。

LIFEBOOK U938/Sのキーボード
LIFEBOOK U938/Sのキーボード

キーボードも普通。とくに変則的なところもなく、さすが富士通。打鍵感は少し硬い感じ。もう少しスコスコとキーが入ってくれると、より高速にタイピングができそう。やや硬さはあるものの、打ちやすいキーボード。いつもの8割ぐらいのスピードで打ってやると、スムーズに文字が入力できます。

LIFEBOOK U938/Sのタッチパッド
LIFEBOOK U938/Sのタッチパッド

タッチパッド(トラックパッド)はボタンが2つ付いているタイプ。可もなく不可もなくといった使用感ですが、Synaptics TouchPadというシステムが使われているせいで、微妙な使い心地。3本指で上にスワイプすることでウインドウを全て表示する、マルチタスク表示ができません。なぜか3本指で上下に動かすと、音量が大きくなったり、小さくなったりする。音量を調節したい人はいないと思うのですが、、、レッツノートもそうなのだが、このSynaptics TouchPadというシステムの採用を止めてくれると、WindowsノートPCの快適度が上がると思います。

LIFEBOOK U938/S左側面
LIFEBOOK U938/S左側面

左側面には、専用の充電端子、HDMI端子、USB Type C端子、USB端子、イヤホンジャック。専用の充電器を使わなくてもUSB Type C端子で充電可能ですが、電力が低い充電器だと、充電されないので注意。

LIFEBOOK U938/S右側面
LIFEBOOK U938/S右側面

MicroじゃないSDカードスロットがあります。最近のノートパソコンは、Micro SDカードスロットしかないので、この仕様は有り難いと感じる人も多いでしょう。

有線でインターネットに接続
有線でインターネットに接続

LANケーブルで有線接続でインターネットに繋ぐこともできます。この薄さでLAN端子をつけるのが富士通らしい。

SIMカードトレイ
SIMカードトレイ

SIMカードスロットがあります。SIMカードを入れてみましたが、通信できません。何かソフトを入れないといけないようですが、面倒なので諦めました。iPhone 12 miniをテザリングで繋げば、すぐに通信できます。SIMカードの必要性を感じないため、SIMカードで通信することは諦めました。

LIFEBOOK U938/Sの仕様表

OSWindows 10 Pro 64bit
CPUCorei5-7300U(2コア4スレッド)
メモリDDR-4 8GB
ストレージ128GB
ディスプレイ13.3インチ(タッチパネルなし)
解像度1920×1080
Webカメラ有効画素数 約92万画素
キーボード日本語アイソレーションキーボード(キーピッチ19mm/キーストローク約1.5mm、86キー、JIS配列準拠)
Wi-FiIEEE 802.11a/b/g/n/ac準拠(5GHz帯対応)
BluetoothBluetooth V4.1
LAN端子1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T
その他端子SDカード、USB3.0×2、USB Type C×1、HDMI、イヤホン、AC専用端子
指紋センサーあり
バッテリー17時間
重量819g
LIFEBOOK U938/S

注目点は軽さ。819gと抜群の軽さです。それでいて、USB端子が2つあって、USB Type C端子も搭載していて、 USB Type C で充電も可能。これだけでも凄いのに、SDカードスロットもあって、HDMI端子もあって、LANケーブルまでさせてしまう。

すべてにおいて妥協のないノートPCです。

LIFEBOOK U938/Sの性能

Corei5-7300Uで8GBのメモリーを搭載しているので、とくに不満はありません。具体的に数値で見ていきましょう。

PassMark Performance Test 10.1

PASSMARK
PassMark

CPU 3714

CINEBENCH R23

CINEBNECH R20
CINEBNECH R233

シングル 554

マルチ 1713

PCMark CPU Mark

PCMARK
PCMARK

Essentials 5873

Productivity 4685

Digital Content Creation 1928

LIFEBOOK U938/Sの良いところ

とにかく軽い

とにかく軽いLIFEBOOK U938/S
とにかく軽いLIFEBOOK U938/S

手でLIFEBOOK U938/Sを持つたびに、軽さに感動します。片手でヒョイっと持てます。薄くても重いMacBook Airのようなノートもありますが、LIFEBOOK U938/Sは見ため通りの軽さ。819gという軽さのおかげで、外に持ち運ぶのも苦になりません。

とにかく薄い

軽いから薄いのですが、ここまで薄いのには驚かされます。プラスチッキーな外観ですが、本体自体は、わりとしっかりとしています。

鞄にスッと入るLIFEBOOK U938/S
鞄にスッと入るLIFEBOOK U938/S

これだけ薄いと鞄にもスッと入ります。軽くても分厚いのが、レッツノート。その分強度があるのかもしれませんが、レッツノートは鞄にはスッと入りにくい厚み。薄いうえに軽いLIFEBOOK U938/Sは、外に持ち出す機械として、最適なデバイスです。

LIFEBOOK U938/Sの悪いところ

キーボードはややキーが硬い

キーが少し硬い
キーが少し硬い

癖のないキー配置で、キーピッチは19mm。キーボードはいたって普通が一番です。とても打ちやすいキーボードですが、キーを叩いた時の戻りがやや硬く、高速にタイピングをしていくと、ミスタイプします。

キーの戻りが遅いため、高速タイピングのリズムに合わないのでしょう。少しスピードを弛めて楽にタイピングをすると、なかなかよい感じでタイピングできます。

【特集】「史上最低のキーボード」の汚名返上に向け、富士通の”Mr.キーボード”が0.05mmにかけた執念 ~富士通ノートPC開発舞台裏取材記 キーボード編前編 – PC Watch

最近のLIFBOOKシリーズは、スコスコとタイピングできるキーボードになっています。メーカーもキーボードがやや打ちにくいと認識しおり、より良くなるように改良したのでしょう。

バッテリーのもちが悪い

バッテリーのもちが悪い
バッテリーのもちが悪い

バッテリーのもちが、あまりよくありません。3から4時間程度といったところ。本体が薄くて軽いと、搭載しているバッテリーが小さくなります。

低出力のUSB Type Cでは充電できない
低出力のUSB Type Cでは充電できない

モバイルバッテリーでカバーしたいところですが、、、低出力のものでは充電されません(60 W以上の出力可能な充電器が必要)。1日外で使う場合は、コンセントで充電できる場所を確保する必要があります。

この軽さと引き換えに、バッテリーはあまり持たないと覚えておきましょう。

タッチパッドがイマイチすぎる

とにかく使いにくいタッチパッド
とにかく使いにくいタッチパッド

タッチパッドは使いづらいです。MacBookと比較してというレベルではなく、操作をするデバイスとして終わっています。その元凶は、Synaptics TouchPadというシステムです。このタッチパッドシステムが使われているノートPCは、操作するとイライラします。Surface などの高精細タッチパッドシステムが使えるといいのですが、、、

不満点はバッテリーのもちが悪い、タッチパッドが使いづらい

この2点です。キーボードはやや固いタッチですが、そこまで打ちにくいという感じではないので、不満点はバッテリーのもちと、タッチパッドの使いづらさになります。

LIFEBOOK U938/Sは買い!

LIFEBOOK U938/S天面
LIFEBOOK U938/S天面

新品では販売されておらず、中古でしか手に入れることができませんが、非常にお買い得なノートPCです。この軽さと性能が、4万以下で手に入ってしまいます。キーボードがやや硬いのだけが残念なところですが、この値段なら許容範囲。

安くて外に持ち出せるノートPCを探している人にピッタリの1台です。

評価項目評価(星5評価)
性能★★★☆☆
打ちやすさ★★★☆☆
サイズ・重さ★★★★★
デザイン★★★☆☆
総合評価★★★★☆
TK-FBM119KBK総評

 

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