Kindleが届いてから一度だけバッテリーを満タンにし、そのまま使ってきました。当然使っていれば右上のバッテリー表示が減っていきますが、そのまま使い続けました。その結果、使い続けて8日目でKindleのバッテリーが切れました。使用頻度としては、1日の読書時間は1時間ぐらいでしょうか。
バッテリーが持つとは聞いていましたが、まさか1週間も充電なしで使うことができるとは思いませんでした。改めて電子ペーパーというデバイスの可能性を感じたのは言うまでもありません。
とにかくバッテリーがもつ
スマートフォンですと、基本的には毎日充電しないといけません。毎日どころか、日中に1回ほど充電し、さらに寝るときにも充電するという感じです。ところが電子インクで画面を表示するKindleは、毎日充電しなくてもまったく問題ありません。バッテリー表示部分が半分ほどになってくると、そろそろ充電しないといけないと思ってしまいますが、Kindleならあと3日は余裕で持つでしょう。
本当にバッテリーがなくなってくるとこのような表示が出て、Kindleのバッテリーを充電するように促してきます。それでもバッテリーを充電せずに使い続けました。スマートフォンでこのような表示が出てくると、すぐにバッテリーが切れるため、すぐに充電しないと画面が消えてしまいます。ところがKindleは、そのまま3時間も使うことができました。そろそろ消えるだろうと思いながら使っていたのですが、なかなかバッテリーが切れないので驚きました。
右上のバッテリー表示部分が注意を促す表示になっていますが、それでもしばらくは使うことができます。この状態でも3時間ほど使うことができるのなら、その間に充電をすればいいので、まずKindleのバッテリーが切れるということはないでしょう。
バッテリーが切れると、このような表示になります。画面が真っ暗になるのではなく、充電を促す表示がされます。この状態になってから充電すると、しばらく画面がこのままの状態から変わりません。15分ほど充電していると、再び通常の画面が表示されます。画面が戻るとバッテリー残量表示がビックリマークではなくなっていましたので、おそらくその状態のまま使い続けても、2日ほどは使えると思われます。
ページを捲るときにバッテリーが消費される
Kindleのような電子ペーパーを使った端末は、ページを捲って、画面を書き換えるときにバッテリーを消費します。一度表示した画面は、そのまま表示していてもバッテリーを消費しません。そのため、Kindleの待ち受け画面には、Kindle関係の広告が表示されています(キャンペーン情報付版)。スマートフォンでこのように画面を表示しておくと、バッテリーを消費してしまいます。しかし、Kindleはバッテリーを消費しないため、このような広告が表示されたままになっているのでしょう。ただ、この広告も時間が経つと変わるため、その時にバッテリーは消費されていることにはなります。頻繁に画面が変わる訳ではないので、バッテリーの消費量は僅かでしょう。
バッテリーを気にしなくていい安心感
1週間もバッテリーが持つという安心感があるため、とにかく本を読みまくることができます。iPadやiPhoneでKindleを使っていたときは、どうしてもバッテリーが消費していってしまうため、バッテリーの残量次第で、電子書籍を読むのを止めざるを得ないときが多々ありました。しかし、電子ペーパーのKindleは、バッテリー残量を気にすることなく本を読み続けることができます。もしバッテリーが減ってきても、少し充電すれば、軽く2,3日はバッテリーが持つでしょう。
バッテリーを気にしなくていい安心感は何ものにも代え難いものがあります。Kindleが届いた時は、今どきモノクロの端末かと思っていましたが、こんなに電池が持つのなら、スマートフォンも電子ペーパーで作ってくれないだろうかと思いました。綺麗な画像が見れなくてもよいし、画面の切り替わりが遅くても構いません。このバッテリーの持ち具合を知ってしまうと、スマートフォンの画面がカラーでなくてもよいのではないかと思うようになりました。海外には電子ペーパーを使ったAndroidスマートフォンがあるようですが、日本のメーカーが作ってくれないかぁと思います。もし発売されたら、絶対に購入したいと思います。
こんなに素晴らしい端末が¥7,000を切っているのなら、買うしかないと思います。
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