あと4日!いよいよ発売が迫ってきたiPhone6。しかし、発売が近づくにつれて漏れ伝わってくるがっかりニュース。一目散に予約してしまった今思うのは、もう少し冷静になるべきだったということです。現物がない状況では、イメージだけで考えてしまうため、どうしても良いほうに考えてしまいます。周りの動きに流されて予約などしてしまわず、実際に発売されてから、自分の手でしっかり触り、ネット上に多数上がるであろうレビューをしっかり読んでから判断するべきでした。

これからユーザーの手にiPhone6が届き、今の段階の噂が正解かどうか分かるようになると思います。今までの流れからいきますと、今の段階で出ている噂は、ほぼ本当だと思われます。どうしてiPhone6の購入を見送ったほうがいいのか、その理由を書きたいと思います。

RAMが1GB

まずこれが一番がっかりしたことです。まさかこのご時世に、RAMが1GBとは、、、まだ発売前なので、本当は2GBの可能性もありますが、ベンチマークアプリでテストした結果が出ているので、おそらく1GBで確定でしょう。

さらにがっかりさせたのは、iPhone6 PlusはRAMが2GBだというのです。しかし、この噂はまだ確定ではなく、iPhone6 Plusも1GBだという噂も出ています。画面サイズが大きいとはいえ、RAMを倍にするほどの差はないと思うので、二つのiPhone6で性能に差をつけるのだけは止めてほしいところです。できることなら、iPad AirとiPad mini Retinaディスプレイモデルのような関係にしてほしいところです(RAMは1GBでクロック周波数が若干iPad Airのほうが高い)。

性能があまり上がっていない

iPhoneはAndroidのスマートフォンと違って、1年に1度新型が発売されます。1年も経てば、かなり性能が上がるのを期待してしまいます。ところが、今回のiPhone6は、iPhone5sと比べても、25%程度の性能アップのようです。iPhone6の発表会で、初代iPhoneから比べると、性能が50倍になったという発言をしたのは、iPhone5sからあまり性能がアップしていないのを隠すためでしょう。比較対象を変えて、性能がグッと上がったように見せるのは、この業界ではよくあるやり方です。

初代iPhoneと比べて性能が50倍上がったというような発言があった時点で、今回のiPhone6の性能があまり向上していないと見抜くべきでした。

NFCが自由に使えない

最後にガッカリしたのが、期待されていたNFCが搭載されましたが、なんとこのNFCは、Apple Payにしか使えないというのです。

iPhone6発表会後の、ハンズオンでiPhone6を触った方が、設定項目にNFCが見当たらないとTwitterでつぶやいた時点で、嫌な予感はしていました。その嫌な予感はどうやら正解のようです。

発売されてみないと分かりませんが、iPhone6に搭載されるNFCをApple Pay専用にする大きな建前があります。それはセキュリティーです。セキュリティー上、自由にNFCを使わせると危険だから、iPhoneに搭載されているNFCは、自由に使うことができないという言い訳ができます。建前はセキュリティーで、本音はApple Payを使わせるため。どうやらApple Payを使うと、Appleに手数料が入るようなのです。

セキュリティーを建前にしてNFCを自由に使わせないことで、Apple Payを使わせることができます。たしかにNFCを自由に使わせるのは危険な部分もあります。しかし、Apple Pay専用にしてしまうのは、少々やり過ぎなような気もします。

画面が大きくなった以外に進化なし

一言で言ってしまうと、iPhone6は、画面が大きくなった以外に進化していないということです。この程度の性能アップでは、わざわざ買い替えるほどのものではありません。とくにApple Payが日本で使えるようになるのは当分先でしょう(Apple Storeでは使えると思いますが)。ということからも、焦ってiPhone6を買う理由はまったくありません。今あるiPhoneを、明日リリースされるiOS8にバージョンアップさえすれば、やれることはiPhone6とほぼ変わりません。

もしiPhone6の購入を検討している方がいらっしゃいましたら、9月19日金曜日以降に販売店に行って、実際に触ってみて判断しましょう。

 

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