まったくMacに動きがありませんが、夏頃には新しいMacBookに会えそうです。先日の発表会は、小さいiPhoneと、普通のiPadがペンで使えるようになったという発表だけでした。肩透かし感の漂う発表で、もうAppleはダメだと騒がれています。ネットで騒ぐような人たちが期待しているのは、MacBook Air、MacBook Proの後継機種を待っているからでしょう。他社から続々と新しいパソコンが発表されているので、余計にやきもきしてしまいます。
記事:MacBook Airより薄い13/15インチMacBookが今夏登場か。台湾誌報道
~Windows PCメーカーも追従の動き
そんな中、MacBook Airより薄い13インチと15インチのMacBookが登場しそうだという噂が出てきました。13インチと15インチの2つとなると、現在のMacBook Proの製品ラインになります。MacBook Airより薄くなるのなら、MacBook Airという製品は無くなってしまうでしょう。1年前に登場した12インチのMacBookにAirという製品名を付けなかったのは、MacBook ProとMacBook Airを統合するからだったのでしょう。AirとProという名称が無くなり、ノートパソコンはMacBookだけになり、サイズ別に選ぶという形になるのではないでしょうか。
13インチ、15インチもペタペタキーボードになるのか
12インチのMacBookが登場した時に、これからMacのキーボードはこうなっていくのだろうと思いました。それを裏付けるかのように、iMac用のキーボードは、12インチMacBookっぽい形状になっています。似ているのは見た目だけで、実際の打ち心地は随分と違います。Magic Keyboardのほうがキーストロークがあるため、従来のキーボードに近い感覚で打つことができます。キーボードの下に色々詰め込んである12インチMacBookは、キーストロークを確保するのが難しいのでしょう。Magic Keyboardはキーだけなので、物理的な余裕を持たすことができました。その結果、打鍵感に違いが表れています。
1年使っても慣れない12インチMacBookのキーボード。13、15インチのMacBookまでペタペタになってしまうのでしょうか。僕の予想は、見た目はペタペタっぽいキーボードになるけど、打鍵感はMagic Keyboardに近くなるでしょう。その理由は、13インチと15インチのMacBookにはファンが搭載されるからです。12インチMacBookの特徴は、ファンを搭載していないということです。Core Mというプロセッサーは、ファン無しでも動作するように作られています。あまり熱を持たないように作られてはいますが、その分性能を抑えています。13インチと15インチのMacBookには、ある程度高性能なものを求められます。それなりの性能にすると、ファン無しでは作ることはできません。安定してプロセッサーを冷やすには、ファンが一番です。いくら薄い筐体にするといっても、ファンを搭載すれば、それなりの厚みになります。それなりの厚みになれば、ある程度のキーストロークを確保できるでしょう。
そういったところから推測すると、13インチと15インチのMacBookは、12インチのMacBookよりは打ちやすいキーボードになるでしょう。
12インチMacBook以上、MacBook Air未満の厚み
噂の薄型MacBookは、12インチMacBook以上、MacBook Air未満の厚みになるでしょう。この厚みがあれば、すべてUSB Type C端子ではなく、USB Type A端子を搭載することも可能かもしれません。今までのAppleなら、迷わずUSB Type C端子だけにし、USB Type A端子を切り捨てたことでしょう。
キーボードがペタペタなのか、USB Type A端子があるのか。この2つが一番の注目ポイントかもしれません。
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