今日はあまり荷物を持っていきたくないときは、ノートPCを置いていくことになります。ノートPCがだいたい1kgはありますから、これで荷物がかなり軽くなります。
しかし、ノートPCを家に置いていってしまうと、ブログの執筆に支障がでます。iPhoneのフリック入力では、長文を書く気にはなりませんし、俯瞰性が悪いため、文章が書きづらくなります。やはり、長文を打つにはキーボードです。外付けキーボードを使うと、iPhoneの画面をフルに使うことができることができ、ソフトウェアキーボードよりは快適に文を入力ができます。
やっぱり外付けキーボードが必要という結論になりますが、iPhoneで使う外付けキーボードは、基本的にはBluetoothキーボードになります。Lightning接続できるキーボードもありますが、あまり良いキーボードがないからです。
コンパクトでそこそこ打ちやすいBluetoothキーボードはたくさんありますが、Bluetoothという接続方式上、微妙な遅延からは避けて通れません。
仕方がないと割り切って使えばいいのですが、どうも気持ちが悪く、途中で文字を打つ気が失せます。何かいい解決方法はないか考えていたところ、部屋にあったとあるキーボードが目に入りました。
昔購入したLogicoolのワイヤレスコンボMK240というキーボードです。専用のドングルを使うことで、ワイヤレス接続ができるキーボードとマウスがセットになっています。
小難しい設定をすることなく、このドングルを差し込むだけでワイヤレスのキーボードを使うことができます。これをAndroidスマートフォンに接続して、満足して使っていたときもありました。Androidはわりと痒いところに手が届くので、これで文章を打てることで、非常に助かりました。
iPhoneでは使えないものと思っていたのですが、Lightning - USBカメラアダプタに、電波受信用のドングルを差し込んでiPhoneに接続してみたところ、あっさりとiPhoneで使うことができました。
何故もっと早く気付かなかったのかと後悔しました。AndroidでMK240を使っていたとき、これがiPhoneで使えればなぁと思っていました。アプリの完成度、動作のスムーズさ、画面の綺麗さなどで、総合力で上回るiPhoneこの気持ちよく文字が打てるキーボードが使えれば、、、そんなことを思いながら日々を過ごしていました。
そんなときに現れたのが9.7インチiPad Proでした。専用の接続方式で、カバーと兼用になったキーボードで文字を打つことができるiPad。しかし、9.7インチというサイズの制約上、キーサイズがやや小さくなっています。
このキーボードだと窮屈な感じで文字を打つことになり、長文を打つには辛いキーボードです。それでも十分な使い勝手だったので、ここ1年ぐらいはメインの文章作成端末として使ってきました。
9.7インチiPad Pro本体とSmart Keyboardの重さを足すと674g。ノートPCよりは軽いのですが、それでもそこそこの重さです。ノートPC並みの重さになるのに、出来ることはiPhoneとほとんど変わりません。どうせ重い荷物になるんだったら、ノートPCを持ったほうがいいという考えになり、ノートPCを使う人がほとんどでしょう。
帯に短し襷に長しではありませんが、コレとひとつに決めにくいのが現状です。1番ベストなのは、iPhoneに外付けキーボードという組み合わせですが、外付けキーボードを選ぶとなると、どうしてもBluetoothキーボードになってしまいます。
何故Bluetoothキーボードではダメなのでしょうか。
Bluetoothキーボードの悪いところ
Bluetoothキーボード最大の欠点は、レスポンスが悪いことです。以前よりは遅延を感じることはなくなりましたが、周りの電波と混線し、押したキーが反応しないことがあります。ちょっとしたことですが、この微妙な遅れが、文字を打っていると気持ち悪く感じてしまいます。
これを解決するには、iPhoneとキーボードを線でつなぐことです。Lightning接続ができるキーボードはいくつかありますが、あまりコンパクトでなかったり、打鍵感がイマイチだったりと、良いキーボードがありません。
仕方なくBluetoothキーボードを使わざるを得ないのが現状ですが、使うたびに違和感を感じ、結局は文字を打つのを止めてしまいます。
ロジクールアドバンス2.4GHzワイヤレステクノロジーとは
LogicoolのワイヤレスコンボMK240のキーボードも、Bluetoothキーボードと同じワイヤレス接続です。Bluetoothのキーボードと同じように、ワイヤレスならではの違和感を感じるところですが、ワイヤレスの接続方式の違いにより、Logicoolのワイヤレスシステムはほぼ遅延がありません。
LifeHackerPR記事:Unifyingでワイヤレスマウスにまつわるストレスを解消する
この記事を読むと、1秒間に情報を送信する回数を表すレポートレートの数値が、Bluetoothより1.5倍ほど高い数値になっています。このデータ転送量の違いのせいなのか、明らかにLogicoolのワイヤレスコンボMK240のキーボードのほうが気持ちよくタイピングできます。いつもBluetoothキーボードを使っている人なら、LogicoolワイヤレスコンボMK240の小気味よいタイピング感を分かってもらえるはずです。
LogicoolのワイヤレスキーボードMK240の良いところ
- キーサイズが適正
- キーストロークが深い
- キーとキーの隙間がない
- 遅延がない
遅延がまったくない訳ではありません。まれに、キーを押しても反応がないときがありますが、Bluetoothキーボードほど多くはありません。そういった遅延ではなく、キーを押したときのレスポンス、微妙な入力時の遅延がないところが、ロジクールのワイヤレスキーボードの良いところです。
LogicoolのワイヤレスコンボMK240の悪いところ
- キーが少し硬い
- ドングルが少し大きい
- Lightning - USBカメラアダプタが必要
悪いところは以上です。キーが少し硬いのだけが気になります。値段が値段なので、安いプラスチックらしい硬さになっています。倍の値段を出してもいいので、もっと拘ったキーボードを出してほしいところです。
ドングルがやや大きいという声もありますが、これぐらいだったら、とくに邪魔にはなりません。Lightning - USBカメラアダプタが必要なのは、iPhoneの仕様上仕方がありません。
文字を入力する上での不満がほとんどない、素晴らしいワイヤレスキーボードです。
高いBluetoothキーボードよりオススメ
どんな高いBluetoothキーボードよりも、気持ちよく文字が打てます。Lightning - USBカメラアダプタに専用のドングルを差す手間はあります。
Lightning - USBカメラアダプタにドングルを挿しっぱなしにしておけば、iPhoneのLightningコネクターに差すだけキーボードをすぐに使えます。
ペアリングの煩雑さもないので、あまりガジェットに詳しくない人にとっては、この仕様のほうがいいと思います。
あまり荷物を持って出かけたくないときは、iPhoneとLogicoolのワイヤレスコンボMK240を持っていきましょう。ノートPCに匹敵するレベルで快適に文章を作ることができるでしょう。
製品ページ:MK240 / MK245 NANO
ワイヤレスキーボード&マウスのセットモデル
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