僅かに本体サイズが大きくなったことで、文字が打ちやすくなった10.5インチ iPad Pro。物理キーボードのSmartKeyboardだけではなく、画面に表示されるバーチャルキーボード(ソフトウェアキーボード)も打ちやすくなりました。

初代iPadが発売されたばかりのころ、ドヤリングプレイの一環として、iPadの画面を叩いて文章を書いてました。慣れてくれば、そこそこのスピードで文章を書くことができました。その経験があるので、文字が打ちやすくなった10.5インチ iPad Proなら、物理キーボードは要らないのではないかと思いました。

SmartKeyboardを使わずに、ソフトウェアキーボードだけでブログが書けるか実験してみました。

ソフトウェアキーボードで文章を書く理由

SmartKeyboardがあるのに、ソフトウェアキーボード文章を書くのには理由があります。

タッチ操作

iPadの操作は、基本的にタッチ操作です。キーボードショートカットも使えますが、基本的には全ての操作をタッチで行います。SmartKeyboardを使う状態で画面をタッチすると、垂直に立っている画面をタッチしなければいけません。腕を微妙に浮かせた状態で画面をタッチするため、かなり腕が疲れます。

SmartKeyboardだと指を水平にしてタッチすることになる

SmartKeyboardがない状態ですと、机や膝の上にiPadを置いてタイピングします。この状態なら、タッチ操作をしても、腕は疲れません。

画面で文字を打つとタッチ操作が楽

腕への負担を軽減するためにも、ソフトウェアキーボードでのタイピングが、iPadにはベストだろうと思ったのです。

10.5インチ iPad Proだけでブログを書くコツ

  • ユーザー辞書を使う
  • 予測変換をうまく使う
  • 2本指カーソル移動を使う
  • 左上のペーストボタンを使う
  • テキストエディタアプリを使う
  • コピペアプリを使う
  • ミスタイプを恐れずブラインドタッチ

以上が、ソフトウェアキーボードだけで文章を書くポイントです。

ユーザー辞書を使う
少しでもタイピングを減らすために、ユーザ辞書を活用します。よく使う単語は
ユーザ辞書に登録しておきましょう。

  • 設定
  • 一般
  • キーボード
  • ユーザ辞書
  • 右上のプラスをタッチ
  • 短縮したい単語を入力
  • 少ない言葉で読みを入力

これで、ユーザ辞書に単語を登録することができます。

予測変換をうまく使う
パソコンの文字入力と違って、入力した文字の後に打ちそうな文字が表示されます。この機能をうまく使って、少しでもタイピングを減らしましょう。

予測変換機能を使う

ここに表示される文字が、予測変換で提案していきた文字です。表示された単語をタッチすれば、文字を入力するとができます。

2本指カーソル移動を使う

2本指でソフトウェアキーボード部分を長押しする

iPadだけの特権です。ソフトウェアキーボード部分を2本指でタッチすると、ソフトウェアキーボードの文字が消えます。この状態で左右に指を動かすと、文字を入力しているカーソルが動きます。文字が表示されている部分を長押しすることなく、カーソルを移動することができます。

左上のペーストボタンを使う

左上のペーストボタンで瞬時に文字を貼り付け

コピーした文字を貼り付けたいとき、貼り付けたい箇所で長押しするのではなく、ソフトウェアキーボードに表示されている、左上のペーストボタンを押しましょう。瞬時に
文字を貼り付けることができます。

テキストエディタアプリを使う
iPadには素晴らしいアプリがたくさんあります。優秀なテキストエディタを使えば、より効率的に文章を作ることができます。

がオススメのアプリです。自分にあったアプリを使いましょう。

コピペアプリを使う
コピーした文字を残しておいてくれる、コピペアプリを使いましょう。

色々なコピペアプリを使ってきましたが、断トツにCopiedがオススメです。Spirit View機能を使って、常時右側にCopiedを表示させておけば、使いたい文字がコピーされて、すぐに貼り付けることできます。

ソフトウェアキーボードだけでもいける

ここまでの文章を書くのに、約50分かかりました(2,000字程度)。物理的なキーボードには劣りますが、まずまずじゃないでしょうか。もう少し慣れてくれば、さらにスピードアップできそうなので、ちょくちょくソフトウェアキーボードでブログを書いていきたいと思います。

今回の記事を参考にして、10.5インチ iPad Proのソフトウェアキーボードだけで、効率よく文章を書いてみてください。

PS:この記事を書いていたら、ロジクールから新しいiPad Pro専用のキーボードが登場しました。SmartKeyboardと同じように、Smartコネクターで接続するキーボードです。

Logicool Slim Combo with detachable keyboard for 10.5インチiPad Pro - ブルー販売ページ

このキーボードの1番の特徴は、Surfaceと同じ、キックスタンド方式になっているところです。SmartKeyboardだと垂直に立った画面をタッチすることになりますが、「Logicool Slim Combo with detachable keyboard for 10.5インチiPad Pro」なら、水平に近い状態にすることができます。

タッチ操作をするには、水平に近い状態がベストです。新しく発売されるロジクールのキーボードなら、より10.5インチ iPad Proの生産性が向上するでしょう。

あえて欠点を上げれば、USキーボードという点です。JISキーボードが発売されればいいのですが、iPad Proの市場規模を考えると、残念ながらJISキーボードは発売されないでしょう。

 

Twitter でおーの ゆーやをフォローしよう!

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です