WiMAX2+を契約して1年が経とうとしています。契約した理由は、YouTubeを垂れ流し状態で使いたいと思ったからです。docomo、au、Softbankなどの契約とは違い、WiMAX2+は使えるパケット量がかなり多いです。制限も緩いので、動画などをたくさん見たい方にはピッタリのサービスです。

高速でたくさん通信できますが、通信エリアが狭いのが弱点です。電波が届かないことも多いだろうから、特定の場所で動画を見まくるような、サブ的な使い方を想定していましたが、思ったよりエリアが広くて電波が入るので、メインの通信回線として使っています。

[box class="green_box" title="メイン回線とは"]複数社の通信会社と契約を結んでいるとき、主に使う回線のこと。[/box]

こんなに使い勝手が良いのなら、通信速度にあまり期待できない格安SIMを形だけ主回線にし、すべての通信をWiMAX2+に集約すれば良かったと後悔しています。

WiMAX2+をメイン回線にして通信しまくって、1,000円程度の格安SIMカードを電話着信用の回線として使えば、毎月の携帯料金(スマホ料金)を抑えつつ、思う存分YouTubeを見ることができます。

スマホ料金は4割下がると、大騒ぎになっていますが、利益が丸々4割も吹き飛ぶことはありえません。いくら国から苦言を呈されても、今の利益を維持しようとするでしょう。

世間の盛り上がりとは正反対に、一向に下がらないスマホ料金にイライラしないよう、今回の記事を書きます。

料金を安くするなら格安SIM?

昔のように他社の通信会社に乗り換えて、毎月の携帯電話料金を安くする方法が使えなくなったことで、格安SIMに移行する人が増えています。

[box class="green_box" title="他社に乗り換えて安くする"]同じ携帯電話番号で、他社にMNP(乗り換え)すると、通常にはない値引きがされたり、現金や金券が貰えるのが当たり前だった。同じ携帯電話会社と契約し続けるより、他社に乗り換えたほうが安くなった[/box]

たとえ料金が安くても。どれだけ格安SIMカードの会社が宣伝しても。この日本では、大手3キャリアから乗換える人はいないだろうとたかをくくっていました。面倒なことや、ややこしいことが大嫌いなのが日本人。MVNOに乗換えるのは、一般の人には敷居が高すぎるはずなのに、、、思っていた以上にMVNOに乗り換えている人が多いのです。とくにガジェット好きでもないような人たちが、続々と格安SIMに乗り換えています。感覚的な話をすると、10人いたら3人は格安SIMカードに乗り換えています。YmobileとUQモバイルを加えると、4割を越して5割に迫る感じです。

少々面倒なことでも、お金の問題となると皆真剣です。格安SIMカードに乗換える人が増えるのは、時間の問題だったのでしょう。

MVNO SIM契約数が1000万越え、MNO参入を目論む楽天がシェア1位に - ケータイ Watch

ここまで格安SIMカードに乗り換える人が増えるとは思いませんでした。全体の契約数に対するシェアは、1割にも達していませんが、周囲の状況から推測すると、2020年には15から20%に到達するでしょう。

このままMVNOに乗換える人が増えていくと、格安SIMカード最大の不満が爆発するかもしれません。

時間帯によって通信速度が大幅に遅くなる

そんなにスマホを触らないという人は、少々通信速度が遅くても問題ないかもしれませんが、今までのようにバンバン使いながら、料金を下げたいという方もいるでしょう。

格安SIMカードでも大容量のプランがあるので、それを選択すればいいのですが、、、時間帯による速度低下は、ユーザー側では対処できません。

[box class="green_box" title="時間帯による通信速度低下"]docomo、au、Softbankから回線を借りてサービスを提供している格安SIMカード会社(MVNO)は、借りている以上の通信が発生すると、通信速度が遅くなってしまう。[/box]

遅くても我慢できる人は問題ありませんが、あまりの遅さに我慢できない人もいるでしょう。遅くてもそれなりにデータを読み込んでくれればいいのですが、固まったようになってしまうことも度々あります。

いくら安いといっても、この遅さには耐えられない方。料金が安くてもYouTubeを垂れ流しのように見たい方。

そんな方にはWiMAX2+がオススメです。

時間帯によって遅いのは嫌だ

通信速度計測結果

昼休憩時の時間に10Mbps越え

通信速度計測結果

昼の混雑時に8Mbps越えとまずまず

一番混雑するお昼休憩の時間帯でも、10Mbps前後の数値が出ています。場所にも左右されますが、これまで使ってきて、ありえないぐらい遅いということはありませんでした。

格安SIMカードによっては、まったくデータを読み込まなくなるものもあります。それらと比較すると、この快適さは雲泥の差です。たまに遅いかなと感じるときでも、少し待たされる程度で、格安SIMの遅さとは違います。

WiMAX2+なら昼の休憩時間に、バンバンYouTubeを見ることができるでしょう。

何も考えずたくさん通信したい

3日で10GBというのがWiMAX2+の制限事項です。なかなか巧妙にできている制限ですが、使い方を工夫することで、比較的回避しやすい制限です。

  1. WiMAX2+を使う
  2. 格安SIMカードとWi-Fiを使う
  3. WiMAX2+を使う

こうやって1日WiMAX2+の休息日を設けることで、3日で10GBという制限を回避できます。

WiMAX2+の通信量メーター

3日で10GBを越さないように

  1. たくさんWiMAX2+を使う
  2. 少し気を使ってWiMAX2+を使う
  3. たくさんWiMAX2+を使う

この程度意識するだけで、速度制限を簡単に回避できます。とはいっても、うっかり使いすぎてしまうこともあるでしょう。使いすぎてしまっても、WiMAX2+なら大丈夫です。ありえないほど通信速度が遅くなりません。

1Mbps程度に通信速度が制限される

1Mbps程度の速度は出ます。10Mbps程度の速度が1Mbpsまで落ちてしまうと、かなり遅く感じますが、これは無理というほどではありません。

速度制限になっても、WiMAX2+なら我慢できます。速度制限になっても安心なWiMAX2+の回線を、メインの通信回線として使いましょう。

格安SIMとWiMAX2+の2回線

ほとんど電話をすることがなくなっている今、電話番号を持つ意味も薄れつつありますが、とりあえず電話ができる番号は必要でしょう。

一番最低の通話ができるプランで格安SIMカードを契約し、通信関係はすべてWiMAX2+に集約する。このやり方が一番ベストです。

データ通信はWiMAX2+に任せて、格安SIMカードは通話用と割り切りましょう。

最低金額の通話用プランだと、1,690円からになります。他の会社でも、概ねこの価格帯です。

トータルでいくらぐらいになるのか

 

LINEモバイル1,690円
WiMAX2+3,897円
合計金額5,587円

合計金額 5,587円
5,000円を少し越してしまいましたが、かなり安くなりました。通話用の携帯番号を安く持った上で、あまり難しいことを考えずに通信できる。約5,000円で何も考えずにYouTubeを見ることができれば問題ないでしょう。

キャンペーン時に契約したり、WiMAX2+を提供している会社によっては、3,500円以下で契約できる会社もあります。キャッシュバックがほしいのか、毎月の料金を安くしたいのか。いろいろと検討して探しましょう。

docomo、au、Softbankを使っているときの感覚と比べると、ちょっと遅いかなというときもありますが、格安SIMカードよりは遥かに快適です。時間帯による影響も受けにくいですし、通信制限もあまり気にせず使えるWiMAX2+。難しいことを考えずにスマホを使いたい方にオススメです。

丸一日使おうとすると、日中に一度充電する必要があります。スマホとWiMAX2+モバイルWi-Fiルーターの2台分充電できて、軽いモバイルバッテリーを持っておきましょう。

 

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