何でもスマートフォンが解決してくれる時代になりましたが、未だにイライラさせられることのひとつが、コインパーキングを探すことです。Google Mapに「コインパーキング」と入れて検索すれば、近くにあるコインパーキングが表示されます。これでコインパーキングのある場所は分かりますが、料金がいくらなのか、満車になっていないかということは分かりません。
2006年6月から道路交通法が改正され、駐車禁止の取締が強化されました。それまで路上駐車は当たり前でしたが、民間の駐車監視員が取り締まることができるようになったため、路上駐車をする人急激に減りました。それまで路上に停めていた車は、コインパーキングに止めるようになったことで、街にコインパーキングが増えました。
少周りを見渡せばコインパーキングが見つかる状況ですが、満車のコインパーキングが多くなっています。コインパーキングを見つけたと思って近寄ると満車の文字。諦めて次のコインパーキングを探して近づくと、再び満車の文字。ようやく空車の文字を見つけて近づくと、思った以上に料金が高い駐車場で、もう少し安いコインパーキングを探してしまうこともあります。
Samrt Parkでは、約4万8000件の駐車場を検索可能。そのなかで、大手駐車場事業者が提供する満空情報に加えて同社が独自に収集した満空情報を合わせて、約1万3000件の満空情報を提供する。さらに同社では、駐車場のニーズが高い地域に満空情報を読み取るセンサーの設置を拡大して、満空情報の充実を目指している。
情報源: SPOT、看板の満空情報も提供する駐車場検索アプリ「Smart Park」説明会 - Car Watch
このようなイライラを解決するアプリが登場しました。株式会社 SPOTがリリースした「Smart Park」です。約4万8000件の駐車場を検索でき、大手駐車場事業者が提供している満空情報と、独自に収集した満空情報を合わせた、約1万3000件の満空情報を提供します。
どうやって満車か空車か判別しているのでしょうか。非常にシンプルな方法で満車か空車かを判別しています。満というランプが点灯しているかをセンサーで判別しているだけです。空車のときにはついていないライトが、満車になったら表示されます。それをセンサーで読み取ることで、満空情報を提供します。
非常にシンプルな仕組みなので、今後もセンサーの設置が急速に進むでしょう。
「日本全国、全ての駐車場に取り付けを目指すのではなく、満車の率が高い地域などニーズの高い場所に取り付けていく」
ということなので、停められるか不安な場所の情報から分かるようになっていくでしょう。仕事で外回りをしている人には、心強いアプリじゃないでしょうか。
実際に使ってみて
スマートフォンの特性を活かした使いやすいアプリだと感じました。車を停めたいと思う辺りを地図で表示させて、右下にある虫眼鏡マークをタッチすれば、コインパーキングを表示してくれます。空車のパーキングは緑色に、満車のパーキングは赤色になっています。オレンジ色のパーキングは、満空情報が提供されていないコインパーキングです。満空情報が提供されていないだけで、オレンジ色のパーキングも、料金や駐車できる台数が分かります。
設定から、1時間あたりの希望料金を設定することもできるので、自分が停めたいと思う料金の駐車場だけを探すことも可能です。とても消費者目線で作られたアプリになっています。自分のスマートフォンに入れておけば、きっと役に立つことがあるでしょう。
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