レノボのYoga Tablet2を購入して依頼、どうも使う気になれないiPad mini4。Yoga Tablet2の3倍近いお金を出しているのに、使い勝手の良さは3分の1といったところでしょうか。iPad Proも登場し、iPad全体が盛り上がるかと思いきや、ますます微妙な空気感になってきたように思います。

同時期にOSの違うタブレットを購入したので、使っていて感じたことを書きたいと思います。

micro SDカードが使えない

iPadの微妙なところは、micro SDカードが使えないということです。Androidのタブレットも使えない機種もありますが、micro USBハブを接続することで使えるものがほとんどです。基本的にiPadは、外部機器を接続してデータを自由にやり取りができないため、非常に使い勝手が悪いです。

反対に、Yoga Tablet2などのAndroidタブレットは、タブレット上でデータの整理が自由に出来ます。

タブレット上でデータを整理しても構いませんが、より効率的にやる方法があります。
手持ちのパソコンにmicro SDカードを挿して、自由にデータをコピーして整理をし、パソコン上で完璧にmicro SDカードのデータを構築します。その後Androidタブレットにmicro SDカードを挿して使いましょう。こうすることで、自分の必要なデータを自由に使うことが

iPadでデータを整理しようとすると、クラウドサービスなどをうまく使ったり、アプリ毎にデータを整理する必要があります。何をやるにしても回りくどい設計になっています。

データの汎用性が悪いのがiPad最大の弱点です。

アプリありきの設計で性能を活かしきれていない

iPadはアプリありきの設計になっています。何をやるにしてもアプリの仕様次第でできることが決まってきます。Androidも同じような感じですが、iPadよりは自由度が高くなっています。ウィジェットも自由に置けますし、細かい所に手が届く感じです。

iPad Proでパソコンに匹敵する性能になりましたが、それを活かすアプリがまったく出ていません。今の状態が続くと、宝の持ち腐れです。Appleが先頭に経って、iPad Proの使い方を示すアプリをリリースしていく必要があるように思います。

本体性能ばかり年々上がっても活かしきれないiPadと違い、性能が足りずに仕様を活かしきれなかったAndroidタブレットは、年々ハードの性能が上がってきたことで、いよいよ理想と現実のバランスが取れだしたと言えるでしょう。

外部キーボードを接続したときの使い勝手

iPadの致命的な点は、Bluetoothキーボードなどの外部キーボードを使ったときの使用感の悪さです。英語で文字を打つ国の人は今の仕様でもいいかもしれませんが、日本人にとっては最悪の仕様です。ローマ字を漢字に変換する必要があるので、ただでさえストレスが溜まりますが、iPadの仕様のせいで、外部キーボードで文字を打つ気になれません。

最近のAppleを見ていると、あまり日本に力を入れていないように見えるので、日本語が打ちにくい仕様が今後改善されるか不透明な状況です。仕事でタブレットを使うには文字を打つ必要があります。外部キーボードの使い勝手が悪いままでは、ビジネス用途でのシェアが下がっていくでしょう。

大きい画面を活かす仕様に

iPad Proが発売されても、未だに大きい画面を活かしきれていません。アプリを2つ同時に使えるSplitViewのようなものではなく、ホーム画面自体から変える必要があります。

今のままいくと、Appleだけ時代から取り残されていくような気がしてなりません。次のiOS10で根本的な改革があるのかないのか。審判の時は近づきつつあります。

 

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