なんとなく嫌な予感はしていた。ここ最近、Googleが様々なサービスを終了させていたからだ。
この大掃除はまだよかった。
そして、本日「2回目の春の大掃除」ということで、あまり使われていないサービスのいくつかを終了させると発表した。その中のひとつに「Google Reader」が入っていた。一瞬目を疑った。バリバリ使っているんですけど、、、これがないと毎日の情報収集が、、、
まさに衝撃の発表だった。特にブログをやっている人は、この「Google Reader」というサービスを使っていない人はいないんじゃないだろうか。やはりブログを書くには、ネタ集めが必要。そのネタを集めるには、たくさんのブログやニュースフィードを受信できる、RSSは必須だ。「Google Reader」のサービスが終了しても、RSSがなくなる訳ではない。しかし、現状の「RSS=Google Reader」という状況では、「Google Reader」が終了してしまっては、生活のシステムの一部を失うと言ってもいいような状況だ。
まさかのサービス終了。
このニュースを聞いて、困った。本当に困った。今は3月、7月まであと3ヶ月ある。いや3ヶ月という時間が、とても短いように感じてしまった。なぜなら、他に代替えになるサービスがないからだ。いや、あるのかもしれない。あるんだけど、現在の「Google Reader」を基本とした、iPhoneやiPadとパソコンをクラウドで同期させ、いつでもどこでも情報をチェックするというこのシステムの根幹を否定されては、どうしたらいいのか分からない。「Google Reader」はクラウドサービスなので、「Google Reader」自体を使っているという感覚はあまりない。iPhone、iPad、Macで使用するアプリを通じて、「Google Reader」を使用しているので、このアプリ達が使えなくなるのかと思うと、なんとも複雑な心境だ。iPhoneの魅力をアップさせていたもののひとつに、この「Google Reader」をより便利に使うことができる、RSSアプリというものがあるのは疑いようもない事実だと思う。
しかし、周りの人に聞いてみると、RSSなんて言葉は誰もしらないし、僕がどれだけ「Google Reader」がいいよと薦めても、このサービスの便利さをまったく分かってくれない。実際にiPhoneのアプリを使って説明しても、相手に理解してもらえない。僕の説明が悪いのかもしれない。でも、大半の人にとっては、そこまでたくさんの情報は必要ではないし、FacebookやTwitterで流れてくる情報があれば、RSSの変わりになっているのだろう。
新しいブログ時代の始まり
今までブログを書く人にとって、RSSというものは必須のサービスだった。そして、そのサービスがあることで、たくさんのブログ購読者がいたのも事実だ。今後「Google Reader」に取って変わるサービスが出るかもしれないが、RSSに頼るのではなく、もっと新しい時代の、ブログの在り方というものが必要とされるような気がする。今日の衝撃のニュースを聞いて、いくつか「Google Reader」の代替えサービスを試してみたが、正直どれもしっくりこなかった。一番しっくりきたのは、Feedlyというサービス。
普通に使う分には問題ない。
このサービス自体が、「Google Reader」を使うことを前提としているので、Feedlyを使っても意味がないと思ったが、どうやらこのサービス自体が、「Google Reader」が終了するまでに、このFeedlyを使用すると、このサービス自体が、「Google Reader」のフィード等を引き継げるようだ。
今後の動向に注目。
これは非常にありがたい。しかし、色々不満もある。それは、記事をEvernoteやその他多くのサービスに連携させることができないという点。これはFeedlyが進化することで解決するかもしれないし、現在世に出ているiPhoneやiPadのRSSリーダーアプリが、バージョンアップで対応することで解決すると信じたい。
何はともあれ、大半の人にとってはたいしたニュースではないかもしれないが、極々一部の人たちにとっては大大大事件。2013年のIT業界ビッグニュースのひとつは、この「Google Reader終了」になるのは間違いないと思う。
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