ここ数年、日本のメーカーから、心から欲しいと思うようなパソコンが出ていません。完全に海外のメーカーにやられっぱなしです。そう遠くないうちに、日本メーカーのパソコンが無くなるだろうと思っていましたが、いよいよその時がやってきたようです。
富士通がLenovoとPC事業統合か。NHK報道 - PC Watch
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LenovoとNECみたいな関係になるのだろうか。
富士通のパソコン事業が、Lenovoの傘下に入るという報道がありました。いちおう否定していますが、この手の報道が日経から出たときは、だいたい事実のことがほとんどです。最近の富士通から発売されているパソコンを見ても、マイナーチェンジ的なモデルばかりで、パソコン事業を手放すのも時間の問題のような気がしていました。
富士通といえば、NECと並んで、売れ行きが上位のパソコンを多数発売していました。Windows98からWindows7の時代には、NECや富士通のパソコンを買った方も多かったのではないでしょうか。
NECのブランドも残っていますが、実態はLenovoの下でブランドを残していやっている状況。富士通も同じような状況になってしまうとは。
あとは、パナソニックとVAIOと東芝だけとなりましたが、東芝のパソコン事業も不透明な状況ですし、VAIOはSONYから切り離されて、細々とやっているような状況。残されたのは、パナソニックのレッツノートだけです。法人向け需要が強いレッツノート。しばらくは安泰でしょうが、今後のスマートフォンとタブレットの進化によっては、レッツノートもどうなるかは分かりません。
5年後には、日本メーカーからパソコンが発売されていない時代になっているかもしれません。いや、パソコンという言葉が死語になっているのかもしれません。
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