久しぶりに興奮するような国産ノートPCが登場しました。

富士通、世界最軽量777gを実現した13.3型モバイルノート ~モバイルにこだわり徹底的な軽量化と堅牢性を実現 - PC Watch
デザインもいい。

ここ3年ほどはロクなノートPCを発売していなかった富士通から、久しぶりに気合の入ったノートPCが登場しました。

Panasonicのレッツノートぐらいしか、日本メーカーらしい軽さへの拘りが無くなりつつありましたが、ここにきて東芝、富士通と、1kg程度の軽量ノートPCが発売になりました。

レッツノート、dynabook VZは、ややデザイン的に野暮ったさがあります。東芝のdynabook VZは悪くないデザインですが、実物を見ると、もう少しブラッシュアップできたように感じます。

その点、LIFEBOOK UH75/B1は、最近の日本メーカーにはないスタイリッシュさです。特にサテンレッドのLIFEBOOK UH75は、独自性の高いデザインになっています。綺麗な赤色の塗装だけではなく、キーボードの側面部分に赤色が入っているのが新しさを感じます。

これなら迷わず飛びつくしかないかと思いきや、、、日本メーカーらしい、残念な仕様になっていました。

RAMが4GB

致命的な欠点はこれです。RAMが4GBしかありません。値段を下げるために4GBモデルを用意するのなら分かりますが、RAMが4GBのモデルしかありません。

今のPCを快適に使うために必要なRAM容量は8GBです。4GBでも十分に動きますが、LIFEBOOK UH75のような拘りのあるノートPCを購入するユーザーは、基本性能を疎かにしません。8GBのRAMを搭載したモデルがないのが残念でなりません。

今時のノートPCの売り方らしいやり方で、ネット直販モデルは、RAMが8GBの仕様が選択できるようになっています。8GBよりさらに大容量な12GBのモデルまであります。長期的な目で見ると、直販モデルを購入した方がいいでしょう。

なぜか、Amazonでは8GBのモデルと12GBのモデルが選択できるようになっています。Amazonはネットショップですが、直販ではありません。どういった理由かは分かりませんが、普段からAmazonを購入している方なら、Amazonで購入しましょう。

やっぱりOfficeが付いている

大手日本メーカーのPCは、基本的にMicrosoft Officeが付いています。以前よりWordやExcelを使う頻度は減っているのに、未だに同梱されています。

タダで付いているのなら問題ありませんが、Officeがつくことで、2万ぐらいは価格を上げています。そのために、限りなく20万に近い価格になります。海外メーカーの完成度が高いノートPCが10から15万程度で買える状況です。

大手国産メーカーのPCの割高な販売価格が、店頭での競争力を失わせているのは明らかです。

RAM8GB仕様だけでも

Officeは百歩譲って許したとしても、RAMが4GBなのは許せません。ノートPCの使用上、RAMの増設ができないものがほとんどだからです。どうあがいても変えようがない仕様は、最初からキッチリとクリアーしてくれないと、ユーザーが不便を被ります。

久しぶりにオッと思うノートPCなだけに、細かい仕様が残念でなりません。ネット直販モデルだけではなく量販店で販売される一般仕様も、8GBのRAMを搭載したモデルを用意して欲しいところです。

 

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