サードプレイスの代表といったらスターバックス。居心地の良い空間を作っているだけではなく、Wi-Fiが使えたり、スマホやノートPCを充電できるコンセントがあるなど、幅広い顧客に対応できる環境を構築したことで、多くの人にサードプレイスとして認められたのだろう。
仕事が休みの日は、ずっとスターバックスにいることもあって、もはやファーストプレイスじゃないかと思ってしまうほどだ。
あらゆるものが高度に進化したことで、ファーストプレイス(自宅)を手放しても、生きていける時代になってきた。インターネットで通信さえできれば、音楽、映画、本といったコンテンツは、いつでも楽しめる。データ通信ができるということは、仕事の資料だって送れる。スターバックスにいれば、何でもできてしまうのだ。
快適な通信環境と、居心地の良い空間を備えたスターバックスは、喫茶店に行かなかった僕のような顧客を獲得した。その結果、幅広い支持を得て、いつもお店は混んでいるが、ただ環境が整備されているだけでは、サードプレイスとは呼ばれないだろう。コーヒーなどのドリンク、日本っぽくないフード。これらの味がしっかりしているからこそ、空間の良さが活きる。
スターバックスをファーストプレイスにしている人なら知っていることがある。そこで働くパートナーの素晴らしさだ。人間が働く意味がなくなりつつある現代に、人がやるべき仕事の意味を教えてくれる。毎日同じこと繰り返し、退屈な仕事をこなす。自分が働く意味ってなんだろうか。
押しつけがましくなく、忘れかけた大事なことに気付かせてくれる。家にいては気付けないことに気付けるから、今日も僕はスターバックスに行ってしまう。
注文をする前に、勝手にラテを作ってくる。そんな気遣いをしてくれる、スターバックスが大好きです。
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