Huawei(ファーウェイ)から新しいタブレットが発表されました。新しいといっても、どこかで聞いたことがあるような名称。ガジェットに詳しい僕でも、正直よく分からなかったので、Huaweiの8インチタブレットを整理してみました。

タブレットの名称はMediaPad

Huaweiのタブレットの名称はMediaPadです。MediaPadという名称の後ろにつくローマ字や数字で、タブレットの仕様が変わってきます。

たくさんのブランド名があるスマートフォンと違って、シンプルで分かりやすいかと思いきや、同じ画面サイズでも、様々な仕様のモデルがあります。画面サイズが同じでも、性能が違うために、余計に分かりにくくなっています。

MとTがある

混乱する原因は、同じ名称で、MとTが付くモデルがあるということです。わざわざMとTと区別しているのには意味があります。

Mが上位モデル

LITEもある

MとTだけならいいのですが、Liteと付くモデルもあります。同じ名称のタブレットに、Liteが付いたモデルが発売されることで、ますます混乱してきます。

Huaweiの8インチタブレットを比較して、どう違うのか見ていきましょう。

MediaPad 8インチモデル比較表

 仕様MediaPad M3MediaPad M3 LiteMediaPad T3
 画面サイズ 8.4インチ 8.0インチ 8.0インチ
画面解像度 2560x1600 1920x12001280x800
CPU Hisilicon Kirin 950 Snapdragon435Snapdragon425
RAM 4GB 3GB 2GB
ストレージ容量 32GB 32GB 16GB
micro SDカード 最大256GB 最大128GB 最大128GB
オーディオ SWS3.0サラウンドシステム SWS3.0サラウンドシステムなし
スピーカ デュアルスピーカ デュアルスピーカ ワンスピーカ
リアカメラ 800万画素 800万画素 500万画素
フロントカメラ 800万画素 800万画素 200万画素
指紋認証 あり あり なし
バッテリー容量 5400mAh 4800mAh 4800mAh
 寸法(高さx幅x奥行) 215.5x124.2x7.3 mm 213.3x123.3x7.5 mm211.07x124.65x7.95 mm
 重量 310g 310g350g
 OS Android6.0(7.0にバージョンアップ可能) Android7.0Android7.0

 

すべてLTEモデルで比較しています。3モデルとも、SIMカードが挿せるLTEモデルと、Wi-Fiモデルがあります。iPadも同じように、SIMカードが挿せるセルラーモデルと、Wi-Fiモデルがあります。価格差があまりないので、無理をしてでもLTEモデルを購入しましょう。

ここまで比較しただけでもややこしいのに、MediaPad M3には、プレミアムモデルというものが存在します。また混乱してしまいますが、これは、ストレージ容量が32GBから64GBに増加しているだけです。よりストレージが多いモデルが欲しい方は、MediaPad M3 プレミアムを購入してください。

CPUの性能差

似たような仕様ではありますが、搭載されているプロセッサーが違います。何を搭載しているかで、処理能力が大きく変わります。画面解像度、搭載しているRAMの容量でも変わってくるため、一概に比べることはできませんが、Antutuのベンチマークスコアで比較してみましょう。

ベンチマーク比較表

MediaPad M3MediaPad M3 LiteMediaPad T3
 CPU Hisilicon Kirin 950 Snapdragon435 Snapdragon425
 Antutu 91980 41329 35306

ガルマックスさんのサイトから引用

HuaweiのチップセットKirinは、安価で高性能です。今回比較している3モデルの中でも、ダントツのスコア。MediaPad M3 Liteより倍のスコアです。MediaPad M3とMediaPad M3 LITEの価格差は約5,000円。この価格差だとMediaPad M3を購入したほうがいいでしょう。

新しい8インチのタブレットはM3の下位モデル

Huaweiは製品数が多いため、ガジェットに詳しい人でもよく分からない状況になっています。今回発売される「MediaPad M3 Lite」「MediaPad T3」は、MediaPad M3の下位モデルになります。

MediaPad M3とLITEの性能が倍ぐらい違うので、価格差を考えると、無理をしてでも最上位のMediaPad M3を購入したほうがいいでしょう。

安い8インチタブレットを探している方は、性能のわりには高いMediaPad M3 Liteを購入するのではなく、MediaPad T3を購入しましょう。用途を特化して割り切って使えば、非常にお値打ちなタブレットです。

価格と性能差を考えて、自分が欲しいモデルを購入してください。

  • MediaPad T3

 

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