ここ数年、iPhoneをメインマシンで使っています。特別iPhoneが好きなわけでもなく、たまたま最新のiPhoneを買ってしまったので、iPhoneをメインマシンとして使っています
iPhoneは処理性能が高いのでストレスなく使えますが、コンピュータを使っている感じがあまりありません。それだけよくできているとも言えますが、よく出来ているが故の退屈さもあります。
その点Androidスマートフォンは、コンピューターを使ってる感じがとてもします。設定項目などややこしい部分もありますが、そこにコンピュータらしさがあります。
とは言いましても、あまりコンピューターに詳しくない人には扱いづらいのも事実です。これから一つずつ確認して、Androidスマートフォンを使いこなしていきましょう。
Androidスマートフォン=Google
Androidスマートフォンを勧める最大の理由は、グーグルのアカウントだけで大丈夫という点です。実際はTwitterやInstagramやなどのアカウントも必要にはなりますが、これはSNSを使うためのアカウントなので省きます。最低限必要な個人情報を管理するためのアカウント。それがグーグルだけで完結します。
これがアップルのiPhoneだとそうはいきません。Appleが提供しているサービスは完成度が低いものが多いため、Googleのアカウントを登録し、Googleのサービスを使って、Appleの足りない点を補完しなければいけません。
皆さんが使っているiPhoneを見てください、GmailアプリやGoogleマップ、YouTubeGoogleフォトといったアプリが入っているでしょう。
アップルが提供していないサービスがGoogleにはあるため、どうしてもグーグルのアカウントが必要になります。
AppleのアカウントとGoogleのアカウントの2つがあることで、IDとパスワードの管理が煩雑になります。どこにメール、情報、データーがあるのか混乱してしまい、使うことに戸惑っている人をよく見かけます。
その点、Androidスマートフォンは簡単です。Googleアカウントだけで完結します。スマートフォンの機種によっては、端末メーカーのアカウントを作らされたりもしますが、これは無視してください。あと、docomoやauなどのキャリアのアカウントを作らされますが、これも無視してください。日本のキャリアのアプリやサービスを使ってしまうと、機種変更をしたときに、色々とスムーズに機種変更が出来ず頭を抱えることになります。
シンプルな使いやすこそ、コンピューターが苦手な方に必要な世界です。
バックグラウンドでの動作
iPhoneはバックグラウンドでの動作に制限があります。制限があることでバッテリーが長持ちしたり、安全に使えるという利点もありますが、逐一アプリを立ちあげる必要があります。
iPhoneを使っていて面倒なのと感じるのは、GoogleフォトやAmazon Photoを立ち上げなければいけないことです。
アップル純正の写真アプリは、撮影した写真をバックグラウンドで勝手にiCloudへアップロードしてくれます。カメラで撮影した後にいちいち写真アプリを立ち上げなくても、クラウドにアップしてくれるので便利です。
それだけを使っていればいいのですが、写真を撮れば撮るほど容量を使っていきます。容量を使うということは、無料ではダメな日がやってきます。5GBを超えると、毎月130円で50ギガバイトを購入しなければいけません。この50GB130円の出費を嫌がるために、Googleフォトやアマゾンフォトを使う必要があります。
Googleフォトは15GB以上で有料になりましたので、Amazon Photoを使っている人も多いでしょう。iPhoneでAmazon Photoを使うと、カメラアプリで写真を撮影した後、逐一Amazon Photoを立ち上げて、Amazonのクラウドにアップロードしなければいけません。
AmazonPhotoで写真を見るわけではないので、Apple純正の写真アプリで写真を閲覧するでしょう。そうなるといつまで経っても、Amazon Photoに写真はアップされません。もしiPhoneをなくしてしまったら、せっかく撮影した写真はパーになります。
これがAndroidスマートフォンですと、バックグラウンドで勝手にアップロードしてくれます。逐一Amazon Photoを立ち上げなくても、写真をAmazonのサーバーにアップロードしてくれます。
使うのが楽チンなのが良い
テクノロジーの進化は止まりません。この10年を振り返ると、凄い時代になったなぁと感じます。だからこそ楽な方がいいのです。何も考えずに機械を使える方がユーザーにとっては良いことです。
使うのが楽な端末が、Androidスマートフォンなのです。
Googleのアプリ=サービス
みなさんアプリアプリと言いますが、アプリというよりはサービスを使っているのです、サービスを使うためにアプリを立ち上げています。そのサービスを提供しているサーバーに行くために、アプリを使っています。
グーグルが優れているのは、プラットフォームを選ばないということ。Androidスマートフォン、iPhone、 iPad、 Androidタブレット、Windows PC。様々な機種でGoogleのサービスが使えます。
そのおかげでiPhoneを使っていても、普通にGoogleのサービスが使えます。
アップルもApple Musicなどのアプリを提供していますが、あまり使いやすいとは言えません、基本的にはアップル製品を買ってもらって、そのアップル製品でサービスを使ってもらうという仕組みになっているからです。
アップルの収益の大半はハードの売上です。ハードの売上に依存している状態なので、ハードを売るために、サービスを提供しています。
一応ハードに依存はしておらず、他のプラットフォームでも使えますが、どうにも使いにくいのが現状です。
Googleは広告やサービスの会社です。ハードの売上が少ないため、ハードに依存していません。Googleのサービスを使ってもらうことで収益を上げています。
様々なプラットフォームで使えるので使いやすいのがGoogleです。
クラウドでサービスを使うのが前提
Googleのサービスはとても使いやすいのですが、使いにくいと感じている人もいるでしょう。Googleのサービスは先進的なので、この感覚についていけないと、Googleのサービスを使いにくいと感じてしまいます。
Googleのサービスは、クラウドで使うことが前提です。自分のデーターが、どこか遠くの場所にあると考えてください。それをインターネットで通信して利用しています。
手元の端末にファイルやデーターができないので、感覚的に使いにくい部分はあるかもしれませんが、どこか遠くの場所にデータを保存していると考えると、とても使いやすくなります。
安いスマホでも恩恵を受けられる
クラウドで使うことが前提なので、高いAndroidスマートフォンじゃなくても、便利な機能を使うことができます。スマホで作ったデータがクラウドを通ることで、様々なことができるのがGoogleです。
10万オーバーの最新機種じゃなくても大丈夫です。あまりに安すぎるandroidスマートフォンだと、サクサク感にかけるのでオススメできませんが、ある程度の性能のスマホなら全く問題はありません。
中古のAndroidスマートフォンを購入しよう
一昔前は10万前後だったハイエンドのスマートフォンも、中古なら5万以下で買えます。自分の予算に合わせて適切なものを選択してください。お勧めは、Snapdragon855を搭載しているスマートフォン。なんと2万円ぐらいで買えるようになってきました。
新品で2万円ぐらいの性能が悪いスマホを買うより、断然役に立ちます。体感的な使用感は2倍以上違います。中古でも程度が良いものを探せば、新品に近いものもあります。中古といって敬遠せず、1度中古Androidスマートフォンを探してみてください。
僕はGalaxy Note 10+を購入しました、とても満足しております。
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