いよいよiPhoneで改札を通れる日がやってきます。日本に来日中のティムクックCEOが、東京の改札をiPhoneで通ったようです。
来日中のAppleCEOティム・クックがJRでApple Pay使ってる!これからBuzzFeed Japanが密着します #TimInJapan pic.twitter.com/4dceHFZkoy
— BuzzFeed Japan (@BuzzFeedJapan) October 13, 2016
ティムクックCEOがテストに成功したことで、そう遠くないうちにサービスが開始されるでしょう。
すでにAndroidスマートフォンやガラケーでは使えた機能です。今さらという声もありますが、iPhoneで使えるようになることに意味があります。
日本人が圧倒的に大好きなiPhoneで、改札を通れるようになることに意味があるのです。ずっと前からAndroidスマートフォンでは使えますが、利用者は180万人程度しかいません。Androidスマートフォンを使っている人が少ない上に、Androidスマートフォンを使っていても、おサイフケータイの機能を使っていないという方がほとんどなのです。
電子マネーの利用者がいないのかというと、そうでもありません。かなり多くの人が、カード型の電子マネーを使っているのを見かけます。カード型の電子マネーを使っている人がAndroidスマートフォンを持っているのなら、Androidスマートフォンで電子マネーを使えばいいと思うのですが、とくにカードタイプで不満がないのでしょう。Androidスマートフォンに移し替えることなく、カードで電子マネーを使っている方ががほとんどじゃないでしょうか。
なぜ、Androidスマートフォンで電子マネーを使わないのでしょうか。
- イマイチ分かりにくい
- なんか不安
Androidスマートフォンを使い始めた頃から、おサイフケータイの機能を使っていますが、あまり分かりやすいとはいえない作りです。色んな電子マネーが使えすぎるせいで、イマイチよく分からない雰囲気があります。お金という信用性が大事なものですから、もう少しシンプルで分かりやすい作りにしたほうがいいでしょう。今のAndroidスマートフォンのアプリの作りでは、ユーザーが不安になります。
このあたりがiPhoneの電子マネーで改善されていれば、スマートフォンで決済することが普及するでしょう。
すでに公開されているiPhoneでSuicaが使えるようになる告知のPVがあります。このPVがある時点で、すでにAndroidスマートフォンに勝っているように思います。今までこういった分かりやすいPVはありませんでした。さすがAppleといったところです。
今さらiPhoneでSuicaが使えてもということではなく、iPhoneで使えるようになることに意味があります。iPhoneでSuicaが使えるようになれば、テレビや新聞も報道するでしょう。それだけで、かなりの宣伝効果があります。
iPhoneでSuicaが使えるようになることで、日本の生活が大きく変わるかもしれません。
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