目に見える大きな変化はありませんが、iPhone7は細かいところが着実にブラッシュアップされています。
個人的に素晴らしいと思う点はディスプレイです。広色域対応になっており、従来のiPhoneより色味が良くなっています。すでに9.7インチiPad Proには、iPhone7に搭載されるのと同じ、広色域対応のディスプレイが搭載されています。半年ほど9.7インチiPad Proを使い続けていますが、目にも優しい上に、非常に綺麗なディスプレイです。
ギラギラとした液晶のような綺麗さではなく、非常にナチュラルに綺麗なディスプレイになっています。そのために、あまりディスプレイが綺麗と感じないかもしれません。しかし、このディスプレイが搭載された端末をしばらく使っていると、どんな環境でも最適な綺麗さを提供してくれていることに気付きます。ディスプレイを長時間見ていても、目が疲れません。他の端末ではこうはいきません。長時間液晶ディスプレイを見ていると、目がしばしばしてきますが、9.7インチiPad Proではそういったことはありません。
- 反射が少ない
- 周りの明るさに合わせてくれる(True Tone)
- 色味がいい
- フォントが綺麗
以上4点が、9.7インチiPad Proを使っていて良いと思う点です。周囲の光の影響により、ギラギラと景色が反射するはずですが、9.7インチiPad Proではあまり目立ちません。さらにTrue Toneディスプレイが、周囲の光に合わせて色味を調整してくれます。そして、Apple製品ならではのフォントの綺麗さ。9.7インチiPad Proは、本を読むのに最適なディスプレイなのです。
目への負担も少ないので、Kindleを手放して、9.7インチiPad ProでKindleの本を読むようになりました。処理速度の高いチップを搭載しているので、本のページ捲りも快適ですし、本の切り替えもスムーズです。暇さえあれば、9.7インチiPad Proで本を読んでいますが、いかんせん端末の大きさが大きすぎます。電車の中など、ちょっとした隙間時間に読むには大きすぎるので、常に本を読むことができません。これが、iPhone7に変われば、常に手元に持っておけるサイズになります。どんな状況でも本を読める端末に、目に優しい広域対応のディスプレイが搭載されます。4.7インチの画面で、文字の本を読むには最適なサイズ。雑誌を読むには少々小さいサイズですが、軽く読むぐらいなら大丈夫です。
iPhone7 Plusのほうが画面サイズが大きいので、iPhone7以上に読書には適していますが、片手で持つにはちょっと大きすぎます。スキマ時間に本を読むのにピッタリなサイズはiPhone7です。
最強の読書端末は電子ペーパーのKindleではなく、広域ディスプレイを搭載したiPhone7になるでしょう。
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広域ディスプレイは、色の規格を忠実に再現できるだけで、目に優しいなんてことは全くない。