非常に通信速度が遅い、「スマホ電話SIM フリーDATA」ですが、使うアプリによっては、問題なく使えるアプリもあります。それは、音楽ストリーミングアプリです。動画系のアプリは、通信データ量をたくさん必要するため、ほぼ使えません。しかし、音楽系のストリーミングアプリは、かなり快適に使うことができました。音楽ストリーミングアプリも通信を必要としますが、動画ストリーミング系のアプリと違って、必要とするデータ量が少ないため、途切れることなく音楽を聞くことができます。
AccuRadioを普通に使える
iPhone初期から登場し、今やスマートフォンを代表する、音楽ストリーミングアプリと言ってもいい「AccuRadio」。一生聞ききれないんじゃないかと思ってしまうぐらい、たくさんのチャンネルが「AccuRadio」にはあります。「AccuRadio」は、こんなにたくさんのチャンネルがありますし、音楽は常に流しながら他のこともできるので、iPhoneの中でも非常に稼働率の高いアプリになるでしょう。
通信速度の遅い「スマホ電話SIM フリーDATA」でも、「AccuRadio」をいつもとほぼ変わらない感覚で使うことができます。
たくさんあるチャンネルをタップして選択してから20秒ぐらい待つと、音楽が再生されます。あとは、このまま途中で途切れることもなく、ずーっと再生され続けました。
「AccuRadio」以外の、他の音楽ストリーミングアプリも試してみましたが、同じ音楽ストリーミングアプリでも、まったく使いものにならないアプリもありました。
スマホ電話SIMで使い物にならない音楽ストリーミングアプリ
- exfm
- Tuneln Radio
- AccuRadio
- Thefuture.fm
- Radiko
スマホ電話SIMでも普通に使える音楽ストリーミングアプリ
僕がテストしたところ、以上のような結果になりました。データ通信速度が遅いときでも、予めデータを先読みするアプリは、通信速度が遅くても問題なく使えるというのが分かりました。アプリのバッファリングの仕組みが良いアプリとそうじゃないアプリで、使用感に差が出てしまったように思います。
1日のデータ通信容量制限さえなければ
「スマホ電話SIM フリーDATA」にも、docomo、au、SoftBankのような、データ通信速度の制限があります。
※お客様間の公平を確保するため、 特にご利用の多いお客様(当日を含む直近3日間の通信量の合計が300万パケット(360MB相当)以上、
または1ヶ月間の通信量の合計が1000万パケット(1.2GB相当)以上 )に対しては 通信の速度を制限する場合があります。
かなり低速なデータ通信のため、よっぽど使わないと、3日で360MB以上使うことはないかもしれませんが、「AccuRadio」のような、垂れ流しで使えるアプリを使っていると、一度に使うデータ量が少なくても、長時間使うことで、簡単に360MBを越してしまうように思います。
「AccuRadio」の1曲のデータ量が、だいたい4MBぐらいです。1日で90曲ほど聞いてしまうと、一日の制限容量に引っかかってしまいます。1曲5分で計算をすると、1日7.5時間「AccuRadio」で音楽を聞いてしまうと、さらにデータ通信速度が遅くなってしまう可能性があります。
1日に7.5時間も使うことはないとは思いますが、毎日1時間「AccuRadio」を使ったとすると、1ケ月で約1.8GBぐらいのデータ通信料になります。速度制限が実施される可能性のある、1.2GBを大幅に越えてしまいます。
「AccuRadio」は、非常に使い勝手の良いアプリですし、一生聞ききれないんじゃないかと思うほどたくさんのチャンネルがあります。簡単に「スマホ電話SIM フリーDATA」の制限容量を越えてしまう可能性があるのは、少々気になる点ではあります。
「スマホ電話SIM フリーDATA」の低速データ通信でも、「AccuRadio」は快適に使えます。データ容量の使いすぎに気をつけながら、うまく使いましょう!
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