「スマートフォン(携帯)の料金が値上がりするから、今のうちに買い換えたほうがいいよ。」周りの知人に話すと、一様に驚かれます。その次に返ってくるのは、「いや、値下がりするんでしょ」テレビの報道などを見て、てっきり安くなると思っている方が多いようです。
2月からは値上がりします
なぜ値上がりするのか
今までのスマートフォンを安く購入する手段は、MNPをすることですか。未だにMNPを知らない方も多いのが現状ですが、MNPというのは、現在契約している携帯電話番号のまま、違う携帯電話会社に契約変更することです。例えば、現在docomoに契約してスマートフォンを使っている方が、SoftBankに乗り換えるということです。スマートフォンを複数台持っているような人は、この手段を使っているはずです。この手段を使うか使わないかで、値段が大幅に変わってくるからです。通常8万円ぐらいするスマートフォンの本体代金が、何故か0円になってしまうからです。この0円になることを、一括0円と呼びます。多くの方が勘違いしているのが、実質0円というやつです。実質0円というのは、本体代金分を2年間で分割して、それを毎月通信料金から値引きますということです。一見するとタダでスマートフォンを手に入れているかのように思いますが、実際は2年間の分割払いでスマートフォン本体代金を支払っています。
実質0円と一括0円では、意味が大きく異なるのです。これをしっかりと認識することが、スマートフォンを安く手に入れるために必要な考え方です。しかし、この考え方が使えなくなりそうです。
ドコモ、来月からiPhone6sを1万円に値上げ 実質0円を撤廃
いったい何が言いたいのか分からない記事ですが、何回か読みなおして自分なりに理解したことを書きます。
iPhone6sの代金を1万円値上げするけど、実質0円は継続されそう。
毎月の割引額を減らすけど、スマートフォンを販売しているお店への奨励金は継続されるようです。
端末契約1台当たり2万~4万円程度の販売奨励金は基本的に継続する。このため代理店の独自割引などで店頭価格は1万円を切る可能性が高いが、「実質0円以下にならない」(同社幹部)ことを原則とする。
この販売奨励金があるおかげで、一括0円でスマートフォンを手に入れることが出きます。この販売奨励金が継続されるということは、いちおうスマートフォン本体代金の値引きはされるということになります。基本的に販売奨励金は、MNPするときに出ています。ということは、MNPをした際の値引きは継続されるということだと思われます。しかし、今までだとタダで手に入れることができたiPhoneが(一括0円)、これからは実質0円になってしまうということになるのでしょう。
ほんとうのところは、どうなるのかよく分かりません。しかし、販売店のポップを見ていると、1月25日までと書いてあるところがほとんどです。2月からは、今よりもスマートフォンの料金が高くなってしまう可能性が高いと思います。
MNP優遇をやめるのかどうか
これからどうなるのか分かりませんが、MNPの極端な優遇はなくなりそうです。しかし、販売店への販売奨励金は継続するようなので、MNP利用者の優遇は残りそうです。
既存ユーザーへの優遇策も発表し、MNPをして入ってきたユーザーと、従来からのユーザーとの格差を無くす方向性で落ち着くような気がします。
今回の記事は僕の推測で書いているので、全部外れるかもしれませんし、当たっているかもしれません。何が何だかよく分からないというのが正直なところですが、MNPをする気がある人は、2016年1月25日(月)までにMNPをしておいたほうがいいでしょう。
Twitter でおーの ゆーやをフォローしよう!
Follow @15tei