M1のMacBook Airを使って一年が経ちました。性能も良くて、バッテリーもちが良い。非常に完成度の高いノートパソコンです。

ほとんど不満のないM1のMacBook Airですが、2つだけ不満があります。

本体が重い、キーボードが打ちにくい

この2つが欠点です。本体が重いと言っても1.29kgですから、ノートパソコンとしては普通の重さです。1.1kgを切っていたら最高でしたが、デザイン重視のアップルでは、中々難しいでしょう。

もう一つの欠点、キーボードが打ちにくい。

これに関しては、もう少しやりようがあるのではないかと思います。

昔は打ちやすかったAppleのキーボード

サラリーマン時代に置いてあったMacが、Power Mac G5でした。

PowerMac G5 2GHz Dual 第3世代-ぱそこん倶楽部-

その時のキーボードが、今のアップルでは考えられないようなキーでした。

ストロークが深くて、とても打ちやすいキーボードだったのです。

キーを叩いたときの音が、カタコトカタコトトトと非常に小気味良くて、気持ちの良い音の上に、ほど良い反発力で動くキーがとても良い感じでした。

硬すぎず柔らかすぎず、しっかりとしたストロークがあって打ちやすい。デザインも無駄なところがなく、キーがぎっしりと詰まっていながらも不自然なキー配置はない、とても素晴らしいキーボードでした。

Appleはさすがだなぁと、その時は思ってキーボードを使っていましたが、いつからかアップルのキーボードはとても打ちにくいものとなっていきました。

12インチのMacBookが出た頃からでしょうか。デザインや薄さを優先するあまり、機能性が損なわれていきました。12インチMacBookはあまりの薄さで、これまでのキーボードにはない形式でキーボードを作りました。ほとんどストロークがないベタベタとしたボタンが特徴的でしたが、決して打ちやすいものではありませんでした。さらにUSBポートが1つしかないという、致命的な欠陥も抱えていました。電力消費の少ないCPUで、どこへdも持ち運ぶことを考えたマシンだったのですが、やはり最低2つはUSB C端子が必要でしょう。あまりに無駄をそぎ落とすことで、優先しなければいけないものを疎かにするようになったのはこの時期です。

その後のMacBook Proに、Touch Barと言う意味不明なものが追加されました。未だにひとつの機種でTouch Barが存在していますが、ほとんど無かったことになっています。本来どうあるべきかということを見失ったのが、今のアップルなのです。

14インチMacBook Airは、14、16インチMacBook Proのような打鍵感のようです。なんとなく打ち心地は想像できますが、悪くいとも良いともいえないでしょう。それに近いものとなると今一歩といった感じでしょうか。ストロークは浅いのですが、もうちょっとやりようによっては、打ちやすいキーボードになると思うので、キーボードはどうあるべきか。もう一度Appleに再設計して欲しいと思います

 

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