「カメラの設定を変えればきれいに撮れますか?」とよく聞かれます。
正直に言うと、設定より先に「光」を意識するだけで、写真は別物になります。
カメラアプリの設定は後回しでいいです。まず光の使い方だけ覚えてください。
光だけで写真は変わる
スマホカメラのセンサーは、プロのカメラと比べると小さいです。だから「光が足りない状況」が一番苦手。
暗いところで撮ると、画質が荒れる、ノイズが出る、ブレる。これはどんなに設定を頑張っても限界があります。
逆に言えば、光が十分な状況で撮れば、スマホでも驚くほどきれいに撮れます。
光の方向を意識する
室内で人物を撮るとき、窓を背にして立つと暗くなります。これは「逆光」です。
正解は窓の光が顔に当たる方向に立ってもらうこと。曇りの日の柔らかい光が窓から入ってくるときが、スマホカメラにとって最高の条件です。
カフェで撮る場合も、窓際の席が一番きれいに撮れます。これを知っているだけで違います。
ピントは「タップ」で合わせる
スマホカメラは自動でピントを合わせますが、必ずしも自分が撮りたいものに合っているとは限りません。
撮りたいもの(料理・人の顔など)をタップすると、そこにピントが合います。同時に明るさも調整されます。
さらに、タップ後に画面に出てくる太陽マークを上下にスライドすると、明るさを手動で調整できます。明るすぎるときは少し暗めに、暗いときは明るくする。これだけでも写真のクオリティが変わります。
「近すぎ」と「遠すぎ」に注意
料理を撮るとき、近づきすぎてぼけていることがあります。
スマホカメラにはそれぞれ「最短撮影距離」があります。近づきすぎるとピントが合わなくなる。
10〜15cmは離れて撮ることを意識するだけで、ピントが合った写真が増えます。
逆に風景写真は引きすぎて被写体が小さくなりがち。ズームで少し寄るか、実際に近づいてから撮るほうが迫力が出ます。
グリッド線を使う
設定からグリッド線(格子状の補助線)を表示できます。
写真の構図は、被写体を真ん中に置かないほうがきれいに見えることが多いです。グリッド線の交点(四隅の交点)に被写体を置くと、プロっぽい構図になります。「三分割法」と呼ばれる基本構図です。
まとめ
スマホカメラが上手くなるために、まずやること:
- 光が十分な場所で撮る(窓際・屋外の曇り日が最高)
- 撮りたいものをタップしてピントを合わせる
- 太陽マークで明るさを調整する
- 近すぎず、遠すぎず。10〜15cm以上は離れる
- グリッド線を表示して、構図を意識する
カメラアプリを触る前に、これだけやってみてください。設定より先に、光と構図を意識する習慣をつけるほうが、確実に写真がうまくなります。
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