昨日、日本経新聞電子版を契約しました。いわゆる日経という、日本で一番読まれている経済新聞が、iPadやタブレットやスマートフォン、さらにPCでも見ることが出来ます。
日本経済新聞 紙面ビューアー 1.1.0 (無料)
カテゴリ: ニュース, ビジネス
現在の価格: 無料(サイズ: 5.0 MB)
販売元: NIKKEI INC. - NIKKEI INC.
リリース日: 2012/02/29
iPhone/iPadの両方に対応
現在のバージョンの評価: (108件の評価)
全てのバージョンの評価: (1,627件の評価)
新聞ぐらい読まないといけないよなぁと思いながらも、流されて過ごす日々。さらに自分を高めていくのにどうしようかと考えていた時に、前から放置状態だった、新聞を読むということを始めることにしました。
ただ、新聞の紙の匂いと、あの新聞をめくるときの安っぽい音が大嫌いなので、紙の新聞を取るという選択肢は端からありません。今流行の電子版しか取る気はありません。しかし、困ったことに日本の新聞社は、新聞の電子化にあまり乗り気じゃないのは一目瞭然。その理由は、電子版のある新聞自体が少ないのと、電子版のサービスを提供していても、料金が紙と同等以上になっているからです。
電子版のある新聞は3つ
社団法人「日本新聞協会」によりますと、2013年3月現在、新聞社で電子版に取り組んでいるのは27社あるそうです。
27社が有料電子版等に参入 新聞・通信社 サービス形態は多様化 メディア開発委2013年現況調査 | 新聞協会ニュース|すべてのヘッドライン|日本新聞協会
27社が電子版に取り組んではいるが、ちゃんとした新聞の電子版はあまりない。
しかし、紙の新聞を電子版にしたものは、現在3新聞しかありません。僕の地元で新聞といったら、中日新聞。名古屋近辺での購読者数は、新聞を読む方ほとんど全員と言っていいぐらいです。中日新聞も、電子版に取り組んだかと思いきや、新聞の内容をそのまま電子化するのではなく、紙の新聞とは別の形でニュースを提供するという形態。分かりやすく言うと、なんとなくやってみましたという感じです(笑)中日新聞も方針としては、紙が絶対で、電子版の新聞はやりたくないというのが本音ということでしょう。
そんな中紙の新聞がちゃんと読める3新聞を紹介します。
電子版の先駆けと言えば、産経新聞
日本の新聞で一番早くから電子版に取り組んだのは産経新聞です。iPhoneアプリが立ち上がったのと、ほぼ同じぐらいにサービスがスタートしたように記憶しています。それからiPadが発売され、iPadにも対応。iPad版は月額¥1,500ですが、なぜかiPhone版は未だに無料。とりあえずiPhoneユーザーは入れておく価値はあると思います。
産経新聞HD 4.0.6 (無料)
カテゴリ: ニュース, ライフスタイル
現在の価格: 無料(サイズ: 3.9 MB)
販売元: 株式会社産経デジタル - Sankei Digital.INC
リリース日: 2010/05/27
iPhone/iPadの両方に対応
現在のバージョンの評価: (9件の評価)
全てのバージョンの評価: (8,895件の評価)
産経新聞 4.0.3 (無料)
カテゴリ: ニュース, ライフスタイル
現在の価格: 無料(サイズ: 3.1 MB)
販売元: 株式会社産経デジタル - Sankei Digital.INC
リリース日: 2008/12/11
現在のバージョンの評価: (76件の評価)
全てのバージョンの評価: (25,753件の評価)
紙の新聞が、朝刊と夕刊セットで¥3,925ですから、紙の新聞と比べると、月の料金が半額になります。この料金設定なら、電子版の料金設定としては納得のいく価格かと思います。
ビジネスマン必須の新聞
ビジネスマンが読むべき新聞といえば、日本経済新聞。日経も、電子版のサービスを始めています。料金は月額¥4,000です。
日本経済新聞 紙面ビューアー 1.1.0 (無料)
カテゴリ: ニュース, ビジネス
現在の価格: 無料(サイズ: 5.0 MB)
販売元: NIKKEI INC. - NIKKEI INC.
リリース日: 2012/02/29
iPhone/iPadの両方に対応
現在のバージョンの評価: (108件の評価)
全てのバージョンの評価: (1,627件の評価)
紙の日経新聞が、月額4,383円ですから、若干安い価格。正直高いと思ってしまいますが、日経という良質な新聞記事が紙の新聞より安い値段で読めて、1週間分の新聞を常に携帯しておけると考えると、安いと考えることもできます。さらに、気になった記事を保存したりすることもでき、電子版の新聞として、完成度はまずまずだと思います。
紙とは違う表示の朝日新聞
朝日新聞も電子版をスタートしました。ただ朝日新聞は、他の新聞と違う点があります。それは、紙面そのままを表示するのではなく、タブレットやスマートフォンに最適化した表示で表示してくれます。これが、タブレットやスマートフォンで使う場合は優れているように思いますが、この仕様が良くありません。紙の新聞のあのフォーマットというのは、かなり読み物として意味があるのです。
インターネットのニュースサイトを見ると、ズラズラーっと記事が表示されています。重要な記事は写真付きで表示されていますが、どの記事も同じような扱いに感じてしまいます。それに対して紙の新聞は、一面があったり、見出しの内容や表現で、なんとなく瞬時に通して読むだけで、世の中の流れが分かります。このなんとなく、世の中の流れが分かるというのが大事な点です。そのために、インターネットのニュースサイトではなく、紙の新聞を読みなさいという方がたくさんいます。
当初朝日新聞のデジタル版は、わざわざ新聞とは違う形態で、タブレットやスマートフォンに最適化して表示していました。この仕様にかなり批判がきたのか、現在は紙の形態そのままで読めるようにもなっています。紙の新聞の表示と、デジタル端末に最適化した表示の2つがある、朝日新聞が一番最強ということかもしれません。
朝日新聞 for iPad 3.1.0 (無料)
カテゴリ: ニュース, ライフスタイル
現在の価格: 無料(サイズ: 17.3 MB)
販売元: 株式会社 朝日新聞社 - The asahi shimbun
リリース日: 2011/05/17
現在のバージョンの評価: (3件の評価)
全てのバージョンの評価: (1,650件の評価)
朝日新聞 for iPhone 3.1.0 (無料)
カテゴリ: ニュース, ライフスタイル
現在の価格: 無料(サイズ: 20.9 MB)
販売元: 株式会社 朝日新聞社 - The asahi shimbun
リリース日: 2011/07/15
現在のバージョンの評価: (5件の評価)
全てのバージョンの評価: (375件の評価)
日経新聞の電子版がある意味は大きい
この3つの中から選ぶとなると、日本経済新聞になると思います。日本で一番大事な経済新聞のデジタル版がある意味というのは、非常に大きいと思います。こういった電子版は、紙と同じ値段だと、批判ばかりきます。批判したくなる気持ちも分かりますが、電子版があることと、電子版の使い勝手がどうなのかというのが大事だと思います。
1日使ってみた感想ですが、思ったより良いというのが正直な感想です。日経新聞電子版を使ってみて、僕が良いと思った点を上げます
日経の紙面がそのままの形で読める
まずはこれが一番の良い点です。iPhone5では少々読むのに厳しく感じますが、iPad miniなら問題ありません。Retinaディスプレイではないので、若干文字のピントがボケており、拡大縮小をしないといけませんが、それでもパッと見ただけで、新聞の情報が入ってきます。この点だけでも、日経の電子版を取る意味があると思います。
記事が保存できる
まさかこんな素晴らしい機能があるとは思ってもいませんでした。基本紙の新聞をただ取り込んだだけかと思っていましたが、記事ごとに記事が独立しており、気になるニュースを保存しておくことができます。これは後からじっくりニュースを読みたい時や、ブログでその記事について書く時に、威力を発揮すると思います。さらに、その記事をテキストだけの表示にしてくれたりまします。この機能のおかげで、ますます引用がしやすくなります。ある意味ブロガーにとっては、大変ありがたい機能でしょう。
ただ一つ残念な点が
ただ1点改善して欲しい点があります。それは、保存した記事あ、iPhone、iPad、PCと複数の端末で同期されないということです。あまり複数の端末で読むことを想定していないのかもしれませんが、iPad miniでざーっと読んで、家に帰って、自宅のPCでその記事について書こうと思っても、ブラウザー上の日経新聞や、Windows8用アプリの日経には、iPad miniで保存した記事は、PC上では表示されません。
この点だけ改善してくれれば、真の電子化環境が構築されます。しかたがないので、現状での解決策は、iPad miniの日経紙面ビューアーアプリで記事を開き、気になった記事をメールで飛ばす機能でメールをして、それをPCで開いて見るという方法で解決することができます。若干手間がかかりますが、まだメールで飛ばせるだけ、ありがたいと思うことにします。
とんでもない時代になったと痛感
最近冷静に、自分の手元にある機械を見て感じる事があります。ここに本から雑誌から音楽から映画から新聞まで。ここにどんどん様々なメディアを貯め込んでいくことが出来ます。こんな薄い板に、信じることができないほどの情報を入れることができます。小さい頃からこのような端末を当たり前の用に使いこなして成長すると考えられる世代が、社会にいつか登場します。
その時の社会はどうなっているのでしょうか。使い方さえ間違わなければ、インテリジェンスで視野の広い、素晴らしい人間が多数でてくるように思います。僕らが今やらなくてはいけないことは、先にこのような最先端の端末を使いこなし、自分を成長させていくことに使うことではないでしょうか。
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